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4歳の食事の特徴と進め方のポイント

2022.05.31
4歳の食事の特徴と進め方のポイント

 

4歳の子どもの食事について考えたとき、食事の量が気になったり、食事中に遊ぶことや食べてこぼす、食べるのが遅いなど食事マナーが気になったりするママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、4歳の子どもの食事の量・内容や食事の場面でのポイントについてご紹介します。

4歳の食事の特徴

お箸を使って一人で食事はできるようになる一方で、小食、むら食い、好き嫌い、よく噛まないなどの悩み多い時期です。無理に食べさせることは逆効果なので、子どもが食べられる量の中で、いろいろな食感や味を経験させてあげたいですね。

適量は個人差があるので難しいですが、食事の量について一つの目安にしてみてください。

 

食事の量

3~4歳児の1日のエネルギー推奨量は男の子1300kcal、女の子1250kcalです。

参考:日本人の食事摂取基準(2015年版)

活動量にもよりますが、女性の1日のエネルギー必要量は、下記の通りです。

  • 18~29歳 1,650〜2,200kcal
  • 30~49歳 1,750〜2,300kcal

3〜5歳児の食べる量は、おおよそ大人の食事量の2/3~3/4程度が目安となります

 

 

〈1日に食べたい目安量〉

  • 牛乳  100㏄
  • 乳製品 70g
  • 大豆製品 50g
  • 肉・魚 60~70g
  • 淡色野菜 200g
  • 緑黄色野菜 150g
  • ごはん 2杯(1杯110g)
  • 食パン 1枚(乾麺の場合60g)
  • その他:果物、海藻など

偏りのないように、できればお野菜なども同じものではなく、旬のお野菜を取り入れるように心掛けると、さまざまな栄養素が摂れるようになります。

4歳の食事のポイント

ほとんどの食べ物が食べられるようになる一方で4歳ころから心掛けたいのが、規則正しい食習慣と食のマナーです。また集中して食事に向かうことや、食事中のコミュニケーションも大切にしていきたいですね。

規則的に食べる習慣を身につける

睡眠、食事、運動、排泄等の一日のリズムで子どもの生活をトータルに捉えましょう。その中で、朝・昼・夕食を規則的に食べる習慣を身につけたいですね。

一日の中でこれらがリズムを持って、バランスよく回っていることが大切です。寝ないで活動したり、食べないで活動しても、体がうまく働きません。朝食を抜く、食事の前にお菓子を食べる、夜遅い時間に食事をするということはありませんか??

何を食べるかも大切ですが、それと同じくらい食べる時間帯も大切です。朝食をしっかりと食べ、間食を摂り過ぎず、朝・昼・夕食を摂るリズムを意識しましょう。

食事のマナーを身につける

食事は栄養をとるだけでなく、子どもにとっては生活の中心であり、食事の行為を通して基本的な生活習慣を身につけるものと考えていきましょう。

食事をする際に、前後のあいさつをおろそかにしたり、ひじをついたり、口にものをいれたまま話したりしていませんか⁇

子どもによくない食事の仕方を伝えてしまうことにもなるので、自身の食事マナーを見直すことが始めの一歩です。

「いただきます」「ごちそうさま」は食事マナーの基本といえます。この言葉を知らない子どもはいませんが、「誰に言っているのかな?どうして言うのかな?」と問いかけを行うことで、人や食べ物に対して感謝を伝える言葉だと伝えていくこともマナーを身につけるうえで大切なことです。

他にも、食べるときの姿勢や音を立てて食べないといったことなどを伝えているなど価値観は様々ですが、悪い癖がつく前に幼児期から正しいマナーを身につけさせたいですね。

 

食事に集中できる環境作りを

「お腹がすいた!」という状態で、食事の時間を迎えられる習慣がついていますか?また、テレビがついていたり、おもちゃがテーブルの上にある、一緒にいる家族が別のことをしているということはありませんか?

食べ物が常に食べられる状態も好ましくありません。食事に集中できる環境作りをすることで、食事の時間にメリハリをつけることができます。

幼児期はママパパが「おいしいね」「楽しいね」と子どもにそばで語りかけ、共感しすることで安心して食事ができるということもあります。 

まとめ

食べる量については個人差も大きいので、子どもが食べられる量の中でいろいろな食感や味を工夫していきましょう。

また、量が少ないと感じたときはおにぎりやサンドイッチなど捕食(おやつ)で調整してみてください。悩みの多い時期ではありますが、自身の食習慣やマナーを見直し、お手本となること、食べる環境を整えるなどできることから取り組み、4歳の子どもと食事を楽しめるとよいですね。

幼児食について教わる


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