しらすの塩抜きはいつまで必要?理由や方法を解説します
しらすの塩抜きはいつまで必要?
塩抜きは1歳半〜2歳までを目安に
目安としては離乳食完了期の12~18ヶ月頃までは塩抜きが必要です。離乳食完了後はしらすの塩味を活かした調理や食べる量にも気をつけましょう。
塩抜きが必要な理由
・未熟な腎臓に負担がかかるから
腎臓は食事として摂取した塩分を尿として排泄する働きをしています。乳幼児の腎機能は未熟なため、塩分を摂り過ぎると、腎臓に大きな負担がかかります。
・濃い味付けは習慣になりやすく、薄味をうけつけにくくなるから。
乳幼児期に身につけた味覚はその後の食生活に影響します。塩味はすぐに慣れて濃い味を好むようになるため、生活習慣病を予防するためにも、塩分の薄い味に慣れることはとても大切です。
<参考>
1食あたりの塩分量は、生後5~8ヶ月の離乳食初期では0.1g、生後9~11ヶ月の離乳食後期で0.1~0.3g(耳かき1杯程度)が目安とされています。指2本でつまんだ量が0.5g程度なので離乳食にはあえて味をつける必要はありません。
幼児食では塩分は離乳食より少し濃い味付け(6g/日)も可能になりますが、素材の持つ本来の味で子どもの味覚を育てていきましょう。
釜揚げしらすの塩分量は100gあたり2.0g。離乳食・幼児食で使用するのは1食で大さじ1程度。大さじ1のしらすの塩分量は0.1gです。
しらすの塩抜きのやり方
- しらすの塩抜き方法は、鍋で茹でる方法と熱湯をかける方法の2種類があります。茹でて塩抜きをする場合は、小鍋にしらすを入れて1分ほど茹でます。※ちなみに酒を加えた熱湯でゆでると、生臭みをやわらげることができます。
- 電子レンジを使っても塩抜きはできます。耐熱容器にしらすとかぶるくらいの水を入れ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで加熱します(600W 約1分)。
- 熱湯をかける塩抜きが簡単です。茶こしやザルを用意してしらすを入れ、熱湯を回しかます。この方法で約40%の塩分を抜くことができます。
離乳食初期では1または2、後期では3の方法がおすすめです。
塩抜きしたしらすは冷凍保存がおすすめ
塩抜きしたしらすは、通常の釜揚げしらすよりも消費期限が短くなります。
1回の離乳食・幼児食で使うしらすは少量なので、まとめて塩抜きをして保存しておきたいですよね。水気をよく切って小分けにして冷凍保存しておくと便利です!製氷機や小分けトレーを使って冷凍するのもよいですね。
冷凍すれば食品が傷みにくく、栄養も逃がさないので安心。冷蔵保存よりも長くおいしさを保てます。また食事の準備がスムーズになり、心に余裕ができます。やる気が起きないときや、あと一品増やしたいときにもサッと解凍するだけで使えます。
まとめ
離乳食でしらすを使用する場合の塩抜きの必要性やいつまで塩抜きをする必要があるかについて解説しました。しらすは骨ごと食べることができ、たんぱく質やビタミンD、カルシウムやマグネシウムが多く含まれ、手軽に利用できる食品です!塩抜きの仕方や保存方法を知り、ぜひ活用してみてください。
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