【管理栄養士が教える!】幼児食におすすめキーマカレーのレシピ3選!保存方法もご紹介します
カレーは子どもが大好きで作られることが多い定番メニュー。好き嫌いが多いお子様でも、お肉やお野菜も食べやすいので、野菜不足が気になるときにもぴったりです。
お家で作るときは、たっぷり野菜を入れたり、ついついたくさん作って余ってしまうことはありませんか?今回はカレーが余ってしまったときの保存方法をご紹介します。
冷凍して置くと、さっと食事を準備したいときにも便利です。また、ひき肉を使ったカレー「キーマカレー」のレシピをご紹介します。
カレーの保存方法
1.チャック付きの保存用袋に入れて冷凍する
1つ目はチャック付きのフリーザーパックに入れて冷凍する方法です。最初は袋を横にして冷凍して、凍った後立てて、スッキリと収納することができますよ。
袋に空気が入っていると、食材が酸化しやすくなります。また、密封できていないと冷凍庫内の空気が入り込んだり、臭いが移ったりするので注意しましょう。
解凍するときはフリーザーパックのまま湯煎すれば、洗い物が少なくて済みます。
2.タッパーに入れて冷凍保存をする
2つ目はタッパー(保存容器)に入れて冷凍保存をする方法です。容器はプラスチックよりもホーローやガラス製が、臭いや色移りを防ぐことができおすすめです。
汚れも落としやすく、容器のまま直接解凍、加熱が可能です。プラスチック製の場合は、ラップをしいてから入れるようにすると、容器への臭い移りを防ぐことができ、お手入れもラクです。
大き過ぎる容器や深さのある容器よりは、薄い容器や小分けにできる容器の方が解凍する時間も短く、使いやすいです。
3.製氷皿に入れて冷凍保存する
3つ目は製氷皿に入れて冷凍する方法です。小分けにすることで、速く冷凍でき、冷凍によるダメージを防ぐことができます。
また必要な分だけを少量ずつ解凍することができ、子どもの分だけを用意するときや、カレーを使ったアレンジ料理をするときに便利です。
カレーの匂いや色移りが残ってしまいやすいので、漂白したりするなど清潔さを保ちましょう。
カレーを冷凍保存する際の3つのポイント
ポイント1.十分に冷えた状態で冷凍する
カレーはたくさん作ると外側は冷えていても、内側はまだ温かく、十分に冷めきるまで時間が掛かります。鍋のまま長時間放ったらかしにしていると、菌が繁殖しやすく傷みの原因になります。
冷凍するときは、できるだけ急冷することでカレーのおいしさと良い状態をキープできます。鍋から移し替えたり、保冷剤や氷水を使うなど、十分冷ますよう心がけましょう。
ポイント2.平らな状態で冷凍する
前述のとおり、カレーのおいしさと良い状態をキープして保存するには、できるだけ早く冷凍するのがポイントです。
チャック付きのフリーザーパックに入れて均等に広げることにより、できるだけ速く冷凍でき、さらに金属製のバットにのせれば、金属は熱伝導が良いので、より速く冷やすことができます。
また酸化を防ぐために、タッパーや製氷皿は、地面に軽く落とすと、空気が抜けて平らにしやすいです。
ポイント3.冷凍が苦手な野菜を避ける
カレーに入れる具材の定番は玉ねぎ、にんじん、じゃが芋ですよね。しかし、じゃが芋は冷凍保存に向かない食材です。
じゃが芋は冷凍すると、細胞が壊れて水分が抜けてしまう為、食感が変わってしまいます。冷凍する場合はじゃが芋を避けるようにしましょう。
また、多少冷凍すると食感や味が変わるので、キーマカレーのようにみじん切りして使用した方が、解凍後もおいしさがキープできます。
【幼児食用】管理栄養士がおすすめするキーマカレー3選
1.鶏挽き肉のキーマカレー
〈材料〉(2人分)
- ・鶏挽き肉 80g
- ・玉ねぎ(みじん切り) 80g
- ・セロリ 40g
- ・油 小さじ1/2
A
- ・子ども用カレー粉 小さじ2
- ・水 100㏄
- ・カットトマト 60g
- ・中濃ソース 小さじ1
- ・砂糖 小さじ1/2
〈下準備〉
- ・玉ねぎはみじん切り。
- ・セロリは筋を除き、みじん切り。
〈作り方〉
- 1.フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、セロリを入れ炒める。
- 2.しんなりしたら①を端に寄せ、鶏挽き肉を加えて炒める。
- 3.Aを加え煮詰める(弱~中火約5分)。
- 4.器にごはんを盛り、③をかける。お好みで温泉卵をのせる。
※カレー粉の量は商品のパッケージを参照して調整してください。
2.厚揚げのキーマカレー
動物性の脂質を摂り過ぎず、たんぱく質をしっかり摂れるように厚揚げを加えました。
〈材料〉(2人分)
- ・合挽き肉 80g
- ・厚揚げ 80g
- ・玉ねぎ 80g
- ・人参 20g
- ・サラダ油 小さじ1/2
A
- ・子ども用カレー粉 小さじ2
- ・水 100㏄
- ・カットトマト 60g
- ・中濃ソース 小さじ1
- ・砂糖 小さじ1/2
〈下準備〉
- ・玉ねぎはみじん切り。
- ・人参は皮を除き、みじん切り。
〈作り方〉
- 1.フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、人参を入れ炒める。
- 2.しんなりしたら①を端に寄せ、合挽き肉、厚揚げを加えて炒める。
- 3.Aを加え煮詰める(弱~中火約5分)。
- 4.器にごはんを盛り、③をかける。
※カレー粉の量は商品のパッケージを参照して調整してください。
3.ガパオ風なすカレー
〈材料〉(2人分)
- ・豚挽き肉 80g
- ・油 小さじ1/2
- ・なす 40g
- ・玉ねぎ 30g
- ・じゃが芋 30g
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・子ども用カレー粉 小さじ1
- ・砂糖 小さじ1
- ・卵 2個
- ・油 小さじ1/2
〈下準備〉
- ・なすは皮を除き、5㎜の角切り。
- ・玉ねぎは皮を除き、5㎜の角切り。
- ・じゃが芋は皮と芽を除き、5㎜の角切り。
〈作り方〉
- 1.フライパンにサラダ油を熱し、豚挽き肉を加え、表面を焼き固めてからほぐし、そぼろ状になるまで炒める。
- 2.余分な脂を除き、なす、玉ねぎ、じゃが芋を加え、炒める。
- 3.しょうゆ、子ども用カレー粉、砂糖を加え、汁気が少なくなるまで炒める。
- 4.別のフライパンにサラダ油を熱し、卵を入れ、加熱する。
- 5.好みの焼き具合まで加熱する。白身がつながっていれば切り離す(目玉焼き)。
- 6.器にごはんを盛り付け、③、目玉焼きをのせる。
※カレー粉の量は商品のパッケージを参照して調整してください。
まとめ
子どもが大好きで、好き嫌いがあるお子様でも野菜が食べやすいカレー。まとめて作り置きした場合や、余ってしまったときの冷凍保存の方法をご紹介しました。
冷凍保存をうまく活用すると、さっと食事を準備したいときや、何か1品加えたいときなど、普段のごはん作りがグッとラクになります。ぜひ参考にしてみてください。
冷凍幼児食Totplateは、子どもの成長段階を考慮した調理・味付けがされており、成長をサポートします。幼児期に必要な栄養素や、普段の食生活で不足しやすい栄養素が摂取できる食材を積極的に使用しています。
また、パックのまま電子レンジまたは湯煎で温めるだけなので、いつでも簡単に食事の準備ができるのが嬉しいです。