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【管理栄養士が厳選】幼児食におすすめのハンバーグレシピ5選!調理のコツも解説します

2022.09.10
【管理栄養士が厳選】幼児食におすすめのハンバーグレシピ5選!調理のコツも解説します

 

ハンバーグは子どもにも大人にも、人気があるメニューの一つですよね。栄養バランスも考えて豆腐や野菜を取り入れて作りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。

またおかずにもお弁当にも喜ばれるメニューなので、冷凍保存しておくともう1品おかずを増やしたいときにも便利です。

離乳食を卒業する1歳~1歳半頃から、小学校入学までの幼児期にハンバーグを作るときのコツやレシピをご紹介します。

 

幼児食としてハンバーグを作るときのコツ

 

1.食べやすい大きさに成形する

ひと口大、スティック状にするなど、子どもの食べやすさを考えてハンバーグを成形しましょう。また、成形するときのコツは両手を使って空気抜きをすることと、中央をくぼませることです。空気抜きをすると、焼いたときに形が崩れたり、割れたりするのを防ぐことができます。中央をくぼませることで、火が均一に通りやすくなります。

2.野菜を細かく刻んで入れる

野菜を切るときは、細かく刻んで入れます。野菜が大きいと、お肉になじまない為、割れてしまう原因にもなります。

ハンバーグに入れる玉ねぎなどの野菜は、お肉の臭み消しになり、甘味やうま味をプラスし、かさを増す役割があります。また、野菜は炒めて、粗熱を取ってから加えることで、より甘味が加わり、お肉となじみやすくなります。

ハンバーグは子どもが好きなメニューだけど、みじん切りがめんどくさく感じることはありませんか?フードプロセッサーを使うと簡単に細かくできて便利!という声も耳にします。

野菜の色味を気にして食べない、野菜が嫌い、というときは細かく刻んでハンバーグに混ぜると食べやすいかもしれません。子どもが苦手だけど、必要な栄養素を含む野菜はもちろん魚、レバーなどを混ぜるのにぴったりのメニューです。

3.火の入りをチェックする

ハンバーグがなかなか上手く作れないという方の中に多いのが、「生焼け」または「黒焦げ」。おいしいハンバーグを作るコツになるのが、焼き方です。

はじめに表面を焼き固め、旨味を閉じ込めます。その後、水を加え、フタをして蒸気でふっくらと蒸し焼きにします。竹串などで火の通りを確認すると生焼けの心配も無くなります。

 

【幼児食用】管理栄養士が教えるハンバーグレシピ3選

1. 基本のハンバーグ

〈材料〉(2人分)

  • ・合い挽き肉  200g
  • ・塩     少々
  • ・こしょう  少々
  • ・玉ねぎ   1/4個(約60g)
  • ・溶き卵   1/4個分
  • ・パン粉   大さじ1
  • ・水     大さじ1
  • ・油    小さじ1


A

  • ・ケチャップ  大さじ1
  • ・中濃ソース 大さじ1
  • ・はちみつ   小さじ1/2 
  • ・水      大さじ2

 

  1. 1.ボウルに合い挽き肉・塩・こしょうを入れ、粘りが出るまで手早く練るように混ぜる。
  2. ※肉があたたまらないように気を付けましょう
  3. 2.玉ねぎ・溶き卵・パン粉・水を加え、さらに良く混ぜる。
  4. 3.4等分にし、小判型に整える。
  5. 4.フライパンに油を入れ、熱したら、③を並べ、両面を香ばしく焼く。
  6. 5.水(分量外/大さじ1~)を加え蓋をし、中心まで火を通し(弱火5分~)焼けたら器に盛り付ける。
  7. 6.フライパンにAを入れ、かき混ぜながら沸騰させる。
  8. 7.ハンバーグに⑥をかける。

 

2. 鶏ひき肉と豆腐のスティックハンバーグ

〈材料〉(2人分)

  • ・鶏ひき肉 100g
  • ・木綿豆腐 80g
  • ・塩 少々
  • ・白ねぎ 20g
  • ・人参  20g
  • ・油   小さじ1/2

 

A

  • ・しょうゆ 小さじ1/2
  • ・みりん  小さじ1/2
  • ・水    大さじ1

 

〈下準備〉

  • ・豆腐はペーパーに包んで重石をのせ、水切りしておく(約30分)。
  • ・白ねぎ、人参、ごぼうはみじん切りにしておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.耐熱容器に白ねぎ、人参を入れ電子レンジで加熱し(600W2分)、粗熱を取る。
  2. 2.ボウルに鶏挽き肉・塩を入れ、粘りがでるまで練り、豆腐・①を加え、よく練る。
  3. 3.4等分にし、空気抜きをしてスティック状に形を整える。フライパンに油を熱し、②を入れ焼く。
  4. 4.焼き色がついたら裏返し、Aを加え蓋をして蒸し焼きにし(弱火約5分~)取り出す。

 

3.レバー入り煮込みハンバーグ

レバーを入れなくても作ることができるレシピですが、レバーをプラスすると不足しがちな鉄分を効率よく摂れる食材なので、貧血予防におすすめです。

〈2人分〉(分量)

  • ・合い挽き肉 100g
  • ・塩     少々
  • ・こしょう  少々
  • ・鶏レバー  20g
  • ・牛乳    適量
  • ・玉ねぎ(みじん切り)1/4個(約60g)
  • ・塩     少々
  • ・溶き卵   1/4個分
  • ・パン粉   大さじ1
  • ・牛乳    大さじ1
  • ・油     小さじ1/2
  • ・玉ねぎ(薄切り) 1/4個(約60g)
  • ・バター   5g
  • ・薄力粉   小さじ1

 

A

  • ・ケチャップ  大さじ1
  • ・中濃ソース  大さじ1
  • ・はちみつ   小さじ1/2 
  • ・水      100㏄

 

〈下準備〉

  • 鶏レバーは水で洗い、牛乳に浸して臭みを除きながら血抜きする。水でさっと洗い、水気を切り、余分な脂肪を除き、みじん切りにしておく。
  • ・玉ねぎ(みじん切り)は塩を加え、耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけ、電子レンジで加熱し(600W 、粗熱を取っておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.ボウルに、玉ねぎ(みじん切り)・卵・パン粉・牛乳を加え、混ぜ合わせる。
  2. 2.別のボウルに、合い挽き肉・鶏レバー・塩・こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
  3. 3.②に①を加えてよく混ぜ、2等分にして空気抜きをし、小判形に整え、中央を少しへこませる。
  4. 4.フライパンに油を熱し、③を入れ、両面焼き色を付け、取り出す。
  5. 5.余分な油をペーパーで除き、同じフライパンにバターを熱し、玉ねぎ(薄切り)を入れ炒め、薄力粉を加え、さらに炒める。
  6. 5.Aを加え沸騰したら、④を戻し入れ、フタをし、加熱する(弱火6~8分・時々ソースをまわしかける)。フタを取り、やや煮詰める。※味が濃くなり過ぎないように注意しましょう。
  7. 6.皿に盛り付け、ソースをかける。

 

ハンバーグに添える副菜レシピ

1. 揚げ焼きフライドポテト

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・じゃが芋(メークイン) 1個(約300~320g)
  • ・油 大さじ1
  • ・塩 少々

 

〈下準備〉

  • ・じゃが芋は皮つきのままよく洗い、芽を除き、放射状のくし切りにしておく。

※1歳半~3歳の場合はじゃが芋の皮は除く。

 

〈作り方〉

  1. 1.フライパンに油、じゃが芋を入れて火にかけ、徐々に温度を上げながら揚げ焼きする。
  2. 2.きつね色になったらバットに取り出し、油を切る。

★ポイント

強火で一気に加熱してしまうと、表面だけに色が付き、焦げてしまうので、弱火でゆっくりと中まで加熱しましょう。

 

2. お花の野菜グラッセ

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・人参    60g
  • ・ブロッコリー60g
  • ・黄パプリカ 40g

 

A

  • ・水     200㏄(1カップ)
  • ・コンソメ(顆粒)小さじ1/4
  • ・砂糖    小さじ1/2
  • ・塩     少々

 

  • ・バター   5g

 

〈下準備〉

  • ・人参は皮をむき、厚さ1㎝の輪切りにし、花形で抜いておく。
  • ・ブロッコリーは子房に分けておく。
  • ・パプリカはヘタ・種を除き、長めの乱切り。

 

〈作り方〉

  1. 1.鍋に人参・Aを入れ加熱する。やわらくなったら、強火にして沸騰させ、ブロッコリー・黄色パプリカを加えて茹でる。
  2. 2.全てに火が通ったら、塩で味をととのえ、 バターを加え溶かす。器に盛り付ける。

 

まとめ

 

今回は幼児期の子ども向けハンバーグを作るためのコツとレシピをご紹介しました。幼児食は大人の食事への準備期間でもあるため、発達段階に合わせた固さや味つけを調整する必要があります。

ハンバーグのソースは、レシピ通りに作っても煮詰め過ぎると味が濃くなってしまうので、濃い場合は水を加えて調整するようにしましょう。

レシピを参考に栄養バランスを意識して、ピーマンやほうれん草などの青菜、ごぼう、れんこんなどの根菜、しめじ、えのきなどのきのこ類、ひじきなどの海藻類、など様々な食材を組み合わせて、おいしいハンバーグを作ることができるとよいですね。

冷凍幼児食Totplateは、子どもの成長段階を考慮した調理・味付けがされており、成長をサポートします。幼児期に必要な栄養素や、普段の食生活で不足しやすい栄養素が摂取できる食材、パパママから要望を多数頂く、魚を積極的に使用しています。ぜひこちらも利用してみてください。

 

 

 

 


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