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【管理栄養士が教える!】幼児食におすすめのりんごレシピ5選!切り方や保存方法も紹介

2022.09.17
【管理栄養士が教える!】幼児食におすすめのりんごレシピ5選!切り方や保存方法も紹介

 

離乳食、幼児食で使いやすい食材のひとつがりんごです。生で食べることはもちろん、料理やおやつ作りに使ってもおいしく食べられますよね♪

一年中店頭に並び、旬の時期は安く手軽に購入することができます。りんごは離乳食初期の5~6か月ごろから与えられます。

離乳食でりんごを与えるときのポイントや、進め方や離乳食を卒業したあとの幼児食におすすめのりんごレシピをご紹介します。

 

りんごの旬と正しい保存方法

 

りんごにはさまざまな種類がありますが、秋から冬にかけて旬を迎える品種が多くなります。りんごを一年中スーパーで買うことができるのは、長期保存しても品質や風味が変化しない貯蔵法のおかげです。

自宅で保存する場合には、ビニール袋に入れて密閉し冷蔵庫の野菜室に入れましょう。また、逆さにして置いてしまうと、エチレンガスの発生が活発になってしまうので、避けます。

箱で大量に入ったりんごは、一度取り出し、りんごと新聞紙を交互に重ねて入れ直し、冷暗所に保管します。*

*参考文献)からだにおいしいフルーツの便利帳

 

【月齢別】りんごの切り方

 

1.生後5~6か月ごろ

小鍋にすりおろしたりんご、水を加えて加熱します。すりおろしたザラザラが口に残り気になってしまう赤ちゃんには、煮汁でのばしたり、片栗粉でとろみをつけてペースト状にしてあげると飲み込みやすくなります。

離乳食で使う場合、毎回その分を用意できればよいですが、一回に使う量が少ないので、多めに作って小分けにし、冷凍するのがおすすめです。都度使う分だけ解凍することができます。

 

※りんごは消費者庁のアレルゲン表示を奨励する「特定原材料に準ずるもの」20品目に含まれており、アレルギーを引き起こす可能性のある食品です。

初めて口にするときは、加熱したりんごを体調の良い平日の午前中にスプーンひとさじ分くらいの少量から試し、慣れてきたら少しずつ量を増やしていきましょう。

2.生後7~8か月ごろ

幅5㎜の角切りにしたりんごを、加熱してやわらかくします。最初はつぶしてからあげてみてもよいでしょう。形の残ったものを舌でつぶすことに慣れてきたら、やわらかいままで、少しづつ大きくしていきます。

3.生後9~11か月ごろ

りんごの皮と芯を除き、5㎜幅の薄切りにして、加熱します。1cm角くらいのものを食べられるようになってきたら、歯茎でつぶせるくらいのやわらかさに煮たものをスティック状や薄切りにして、手で持って食べやすくします。りんごは手づかみ食べにもぴったりです。

4.1歳~1歳半ごろ

1歳を過ぎて歯もだんだん生えてきたら、生のままでも大丈夫です。生であげる場合は薄切りにして、簡単に噛みちぎって、つぶしやすいようにしてあげましょう。

※普段大人がりんごを生で食べるときには、空気に触れて色が茶色く変わらないようにレモン汁や塩水につけることがありますが、離乳食でりんごを使用する場合には、変色対策はしません。

 

【幼児食】管理栄養士が教えるりんごレシピ5選

 

離乳食を卒業した後の、1歳半~5歳くらいまでの子どもにおすすめのレシピです。

01.りんごのコンポート

蒸しパンはホットケーキの中に混ぜこんだり、おやつにぴったり

 

〈材料〉

  • ・りんご 1個
  • ・きび砂糖 30g
  • ・水    200㏄

 

〈作り方〉

  1. 1.りんごは芯・種・皮を除き、厚さ5㎜のくし切りにする。
  2. 2.鍋にりんご・砂糖・水を入れて混ぜ、水分が出るまでなじませる(5分~)。
  3. 3.水を加え、加熱する(沸騰後弱火 約15分)。

 

02.りんごジャム

皮も一緒に煮た、淡いピンク色がかわいいジャム

 

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・りんご 1個
  • ・きび砂糖 30g
  • ・水    80㏄

 

〈作り方〉

  1. 1.りんごは芯・種・皮を除き、5㎜の角切りにする。※皮は使用します。
  2. 2.鍋にりんご・りんごの皮・砂糖・水を入れて混ぜ、水分が出るまでなじませる(5分~)。
  3. 3.水を加え、加熱する(沸騰後弱火 約15分)。
  4. 4.りんごの皮を除き、りんごをゴムベラでつぶす。

※瓶で保存する場合:熱湯で煮沸した瓶に熱いうちに入れ、フタをして逆さまにし、粗熱を取る。

 

03.りんごとバナナのスムージー

〈材料〉(4人分)

  • ・りんご 1/2個
  • ・バナナ 1/2個
  • ・牛乳  200㏄

 

〈下準備〉

  • ・ りんごは塩(分量外)でこすり洗いし、芯を除き、皮付きのままひと口大に切っておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.ミキサーに材料をすべて入れ、なめらかになるまでまわす(約1分)。
  2. 2.グラスに注ぐ。

※1歳を過ぎたら、牛乳を飲み物として与えられるようになります。1日の摂取量の目安は300~400ml。

 

04.りんごと玉ねぎのソース

お肉やお魚と組み合わせれば、りんごの甘みで食べやすくなります。

 

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・りんご 1/2個
  • ・玉ねぎ  20g
  • ・しょうゆ 小さじ2
  • ・きび砂糖 小さじ1
  • ・水    大さじ3

 

〈下準備〉

  • ・りんごはヘタ・芯・皮を除き、すりおろしておく。
  • ・玉ねぎはすりおろしておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.フライパンに材料をすべて入れ煮立たせ、水分が少しのこる位まで加熱する。

 

05.フルーツサラダ

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・りんご 60g
  • ・バナナ 1/2本 
  • ・ヨーグルト 大さじ2
  • ・きび砂糖  小さじ1

 

〈下準備〉

  • ・ りんごは塩(分量外)でこすり洗いし、芯を除いて皮つきのままいちょう切り。

 

〈作り方〉

  1. 1.ボウルにヨーグルトと砂糖を入れ、混ぜ合わせる。
  2. 2.りんご・バナナを加え、和える。

 

まとめ

 

今回は離乳食からりんごを与えるときのポイントと進め方、1歳半以降の幼児期におすすめのりんごレシピを紹介しました。りんごは好んで食べてくれる子どもも多いと思います。

生でそのまま食べることはもちろん、料理に組み合わせることで、苦手な野菜やお魚がりんごの甘味で食べやすくなったり、ケーキやおやつに使うことで、りんごの甘味を活かして砂糖を控えることもできます。栄養豊富な食材なので、ぜひ参考にして取り入れてみてください。

冷凍幼児食Totplateは、1歳半~5歳までの子どもの成長段階を考慮した調理・味付けがされており、成長をサポートします。幼児期に必要な栄養素や、普段の食生活で不足しやすい栄養素が摂取できる食材、パパママから要望を多数頂く、お魚を積極的に使用しています。ぜひこちらも利用してみてください。

 


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