【料理嫌いなママ・パパへ】簡単でおいしく栄養満点な離乳食レシピを5選紹介します
毎日の離乳食は作ってあげたい気持ちもあるけれど、その都度作るのは大変・・・、回数が増えると毎食用意するのがめんどう、なかなか思うように食べてくれないなど、離乳食作りに悩む方も少なくないのではないでしょうか。今回は料理に苦手意識があるパパママへ離乳食を作るポイントとレシピをご紹介します。
料理嫌いなママ・パパが離乳食を作る際の3つのポイント
ポイント1.まとめて作ってストックしておく
離乳食は飲み込む機能や噛む能力を少しずつ身につけていく期間です。
最初のうちは母乳やミルクからの栄養摂取がメインとなるので、栄養を食品から取ることよりも、成長段階に合った離乳食に少しづつ慣れていくことが大切です。一回に食べる量も少なく、生活リズムが整うまでは、食事のリズムも整いにくい為、その都度つくるよりもまとめてストックすておくことがおすすめです。
離乳食のストックは多く紹介されていますが、製氷機など1回分ずつを小分けに冷凍できるものを選ぶと便利です。
ポイント2.下ごしらえ済の食材を使用する
離乳食作りに便利な食品が宅配サービスの他スーパーなどの売り場でも幅広くなりました。
うらごしの野菜(じゃがいも、人参、コーン、かぼちゃなど)や、食塩不使用のしらすやうどんなど、めんどうな手間なく、安心して使用できる食材を使うことで、離乳食の調理をグッとラクにすることができます。1食分ずつに小分けになっているものも多く、ご自身に合った商品を味方にできるといいですね。
ポイント3.電子レンジなど家電グッズを活用する
電子レンジは短時間で簡単に調理ができます。冷凍食材の解凍、少量の加熱調理をするときに便利です。
離乳食はやわらかく仕上げることがほとんどですが、食材をやわらかく調理するときには炊飯器がおすすめです。他にも圧力鍋などの調理家電もありますが、炊飯器は身近な調理家電のひとつですよね。離乳食の初期から、歯ぐきくらいのかたさが適した完了期まで活用することができます。
鍋の前に張り付くことなく調理ができ、火も使わないので、赤ちゃんのお世話をしながらの調理にも安心です。
簡単でおいしい栄養満点な離乳食レシピ5選
1.豆腐のミルクがゆ(5,6ヶ月ごろ、1人分)
- ・絹ごし豆腐 2㎝角1個
- ・10倍がゆ 40g
- ・粉ミルク(湯で溶いたもの)大さじ1
〈作り方〉
- ①豆腐はレンジで加熱し(600W 30秒~)、スプーンなどでなめらかになるまでつぶす。
- ②10倍がゆ、粉ミルクを加え混ぜ合わせる。
2.チーズとかぼちゃのスープ(7,8ヶ月ごろ、1人分)
- ・プロセスチーズ 1個(約10g)
- ・うらごしかぼちゃ 15g
- ・水 大さじ2
〈作り方〉
- ①耐熱容器にうらごしかぼちゃ、水を入れ、ラップをかけ、電子レンジで加熱する(600W 1分~)。
- ②きざんだプロセスチーズを加え、よく混ぜる。
3.ツナと人参のおかゆ(9~11ヶ月ごろ、1人分)
- ・ツナ缶(ノンオイル) 15g
- ・うらごし人参 40g
- ・5倍がゆ 90g
〈作り方〉
- ①耐熱容器にうらごしにんじんを入れ、ラップをかけ、電子レンジで加熱する(600W 1分半)。
- ②ツナは水気を除いて、細かく切る。
- ③5倍がゆに、①②の順にのせる。
4.パングラタン(11,12ヶ月ごろ、1人分)
- ・鶏ひき肉 15g
- ・片栗粉 小さじ1/6(少々)
- ・水 小さじ1/2
- ・うらごし人参 40g
- ・食パン(サンドイッチ用)1枚
- ・粉チーズまたはとろけるチーズ 少々
〈作り方〉
- ①耐熱容器に鶏ひき肉を入れ、片栗粉、水を加えつぶすように混ぜる。
- ②うらごし人参を加え、ラップをかけて途中よく混ぜながら、電子レンジで加熱する(600W 2分)。
- ③食パンは1~1.5㎝角に切ってグラタン皿に入れる。
- ④②をかけ、粉チーズをのせ、トースターで軽く焼き目がつくまで加熱する。
5.お好み焼き(12~18ヶ月、1人分)
- ・キャベツ(葉先) 1/2枚
- ・すりおろし人参 20g
- ・里芋(冷凍) 1個
- ・ツナ(ノンオイル)15g
- ・薄力粉 大さじ1
- ・かつお節 少々
〈下準備〉
- ・キャベツは千切り。
- ・里芋はラップで包み、電子レンジで加熱して(600W 20秒~)、すりつぶす。
〈作り方〉
- ①ボウルに材料をすべて入れ、混ぜ合わせる。
- ②フライパンに油(分量外)を熱し、①を流し入れ、中に火が通るまで両面を焼き、食べやすい大きさに切る。
まとめ
大人の食事とは別に子どもの成長に適した食事を用意する必要がある、離乳食や幼児食。個人差も大きく、離乳食・幼児食の進み方は子どもによってさまざまです。
子どもの為に日々試行錯誤しながら食事を用意するのは大変なことです。せっかく手間や時間をかけて作ってもあまり食べてくれず落ち込んだりすることもありますよね。
離乳食を作るときのポイントとして、まとめて作ってストックする、下ごしらえをラクにする食品の活用、電子レンジなどの家電の活用を紹介しました。食事は毎日のことなので、負担なく続けられる方法が見つけられるといいですね。