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【栄養士が教える】離乳食にホワイトソースは使用できる?作り方やおすすめレシピをご紹介!

2024.02.17
【栄養士が教える】離乳食にホワイトソースは使用できる?作り方やおすすめレシピをご紹介!

離乳食にホワイトソースはいつから使用できる?

離乳食でホワイトソースを使えるのは離乳食中期以降からです。ホワイトソースには、バター、小麦粉、牛乳が含まれます。ホワイトソースは油分や塩分が多くなりがちですが、手作りでそれらを控えめにすることで、離乳食に使うことができます。

 

 

離乳食にホワイトソースを使用する際の注意点は3つ

1.アレルギー反応がないか確認する

ホワイトソースの主な材料となるバター、小麦粉、牛乳はアレルギーを起こす可能性がある食材です。まずはそれぞれの材料を少量ずつ与えて、アレルギーを起こさないことを確認してからホワイトソースを与えてください。

アレルギーを確認する際、複数の食材を与えたり1種類ずつでも同じ日に与えてしまうと、症状が出ても、どの食材ににアレルギー反応が出たのか判断が難しくなります。時間が経って症状が出るケースもありますので、初めて口にするものは別の日に与えて確認するのが良いでしょう。

2.塩分の量を気をつける

大人のホワイトソースを作る際、美味しくするために塩味をしっかりときかせる方も多いですが、消化器官が未発達の赤ちゃんには味が濃いものは負担になってしまいます。

離乳食では無塩バターを使用し、風味付け程度に味付けをしましょう。薄味に慣れておくことで、将来の生活習慣病の予防にもつながります。

3.油の量を気をつける

ホワイトソースにはバターを使用しますので、油分の量が多くなりがちです。油は離乳食中期ごろから少量ずつ与えることができますが、与えすぎにならないよう注意が必要です。

(1食当たりの油の摂取量目安)

  • 離乳食中期・・・1~2g
  • 離乳食後期・・・2g
  • 離乳食完了期・・3g

 

 

【基本】離乳食用ホワイトソースの作り方

【基本の離乳食用ホワイトソース】

(材料)約180~200g分

バター(無塩)   20g

小麦粉       大さじ2

牛乳        180cc

(塩を入れる場合は小さじ1/4程度までにしましょう)

 

(作り方)

1.  耐熱の深皿(または材料がすべて入るサイズのカップ)に、バターを入れて電子レンジで加熱し溶かしておきます。(目安600w 20~30秒)

2.  牛乳を電子レンジで温めておきます。

3.  1のバターにふるった小麦粉を混ぜ合わせて、2の牛乳を少しずつ加えながらダマにならないように混ぜ合わせます。(塩を入れる場合はここで加えて混ぜます)

4.  ラップをせずに電子レンジで加熱します。(目安600w 40~50秒)取り出してかき混ぜたら出来上がりです。粉っぽければ30秒ずつ追加加熱をしてみてください。ダマが残るようであれば、裏ごしをしてみましょう。

 

【バター、牛乳を使わないホワイトソース】

(材料)約180~200g分

こめ油       大さじ2

小麦粉       大さじ2

豆乳        180cc

(塩を入れる場合は小さじ1/4程度までにしましょう)

 

(作り方)

1. すべての材料が入る耐熱の深皿にこめ油と小麦粉を入れ混ぜ合わせます。

2. 豆乳を電子レンジで温め、1に少しずつ加えダマにならないよう混ぜ合わせます。

(塩を入れる場合はここで加えて混ぜ合わせます)

3. ラップをせずに電子レンジで加熱します。(目安600w 40~50秒)取り出してかき混ぜたら出来上がりです。粉っぽければ30秒ずつ追加加熱をしてみてください。ダマが残るようであれば、裏ごしをしてみましょう。

 

 

離乳食用ホワイトソースの保存方法

ホワイトソースは冷涼保存が便利です。製氷皿などで、1回分ずつに小分けして冷凍しておけば、必要な分だけつかうことができますね。

使用する際は、電子レンジなどで加熱解凍をしましょう。スープに使う際は、凍ったままのホワイトソースを直接鍋に入れると簡単に調理ができます。冷涼保存したホワイトソースは1週間を目安に使い切り、与える前にしっかりと加熱しましょう。

 

 

離乳食におすすめ!ホワイトソースを使用したレシピ3選

レシピ1.ホワイトソースを使ったクリームシチュー

(材料)

にんじん    10g

たまねぎ     10g

ほうれん草の葉  1枚

鶏ひき肉     30g

ホワイトソース  30g

水        40cc

油        適量

 

(作り方)

1. ほうれん草の葉、にんじん、たまねぎはみじん切りにして、ラップで加熱する。

(目安600w 60秒)

2. 鍋に油を引き、鶏ひき肉を中火で炒める。火が通ったら1の野菜と水を加え、沸騰させる。

3. 弱火にしてホワイトソースを加え、混ぜながら3~5分ほど煮込む。

 

レシピ2.鮭のクリームドリア

(材料)

おかゆまたは軟飯  大さじ5

ホワイトソース   大さじ1

鮭(刺身用)        20g

たまねぎ     5g

 

(作り方)

1. 鮭は湯がいてほぐしておきます。

2. たまねぎはみじん切りにして、ラップで加熱します。(目安600w 40秒)

3. 耐熱皿におかゆ(軟飯)、たまねぎ、鮭、ホワイトソースの順に盛り付ける。

4. ラップをして電子レンジで加熱する。(目安600W 1分)

 

レシピ3.たまごのホワイトソース和え

(材料)

卵液   1/2個分

しらす  小さじ1/2

ホワイトソース 大さじ1

油   適量

 

(作り方)

 卵液はよく溶きほぐし、油を引き温めたフライパンに流し入れる。中火でかき混ぜながらしっかりと加熱し、炒り卵にする。

 しらすは湯がいて塩抜きをしておく。

 ボウルに1の卵、2のしらす、ホワイトソースを入れて混ぜ合わせる。

 

 

離乳食ホワイトソースに関するよくある3つの質問

質問1.離乳食用ホワイトソースに使用するバターは無塩の方がいい?

離乳食のホワイトソースは無塩バターを使うのがよいでしょう。離乳食中期では少量の油や塩は使用できるとせれていますが、まだまだ消化器官は未熟な状態です。

赤ちゃんの身体に負担をかけないよう、無塩バターを少量使う程度でホワイトソースを作ることが望ましいです。

質問2.バターの代わりにマーガリンを使用してもいい?

マーガリンには摂りすぎると健康に悪影響を及ぼす可能性がある「トランス脂肪酸」が含まれています。マーガリンでもホワイトソースを完成させることはできますが、健康面や美味しさでもバターの使用がおすすめです。

質問3.ホワイトソースと相性のよい食材は?

ホワイトソースはいろいろな野菜、肉、魚、穀類とも相性バッチリです。アクのある野菜をまろやかにしてくれ、とろみ付けにもなるのでパサパサした食材も飲み込みやすくなるなど、と他の食材と合わせることでメリットがたくさんあります。

 

 

まとめ

ホワイトソースはアレルギーが心配ではありますが、まろやかな舌触りと風味で好んで食べてくれる赤ちゃんも多いメニューです。野菜や魚などを嫌がる赤ちゃんも、ホワイトソースをかけることで食べやすくなるかもしれませんね。

電子レンジで手軽に作ることができ、離乳食用に市販品も売られていますので、ぜひ離乳食に取り入れてみてください。

 


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