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【幼児食】1歳半からの食事で知っておきたい5つの特徴

2022.10.22
【幼児食】1歳半からの食事で知っておきたい5つの特徴

 

1歳半頃は離乳食を卒業し、幼児食をスタートする目安になる時期ですね。

「やっと大人と同じものを食べてくれる」と安心したいところですが、すぐに大人と同じ食事ができるわけではありません。まだまだ子どもの成長段階に適した味付けや調理が必要です。

また離乳食は順調だったのに、幼児食になって急に食べなくなってしまったということもよくあります。

今回は1歳半からの食事について知っておきたいことをご紹介します。

 

1歳半からの食事で知っておきたい5つの特徴

 

特徴1.食事量の目安

1歳半ごろの1日の食事の目安量は以下です。食べる量は個人差があるので難しいですが、ひとつの目安にしてみてください。

 

【1日の食事の目安量:900kcal】

  • 穀類(ご飯・パン・うどん)240g
  • たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)90g
  • 牛乳・乳製品200g
  • いも類 30~40g
  • 野菜 100~200g
  • 海藻・きのこ類 10g
  • 果物 80g 
  • 特徴2.固さや味付け

    離乳食が終わり、ある程度かたいものが食べられるようになると「もう何でも食べることができる」と思ってしまいがちですが、まだまだ口腔機能も消化機能も未発達です。

    「噛まない」「なかなか飲み込まない」「吐き出す」「好き嫌い」「食わず嫌い」など離乳食は順調だった子どもが幼児食でつまづくこともよくあります。大切なことは「子どもに合わせた食事」を用意することです。

    食材の固さや大きさに仕上げるなど工夫しましょう。

     

    〈1歳半ごろの固さ、大きさの目安〉

    • 固さ:歯ぐきで潰せるくらい
    • 大きさ:1~2㎝角くらい

     

    また、子どものときに身に付けた食習慣は大人になっても続くため最初が肝心です。様々な食べ物の多くの味を経験することが幅広い味覚を作ります。

    口の中には味覚をとらえる味蕾(みらい)細胞がたくさんありますが、その数は子どもの方が大人より多いといわれています大人と子どもでは塩分摂取目標量・おいしいと感じる塩分濃度が異なるため、味付けに調整が必要です。

    味付けは大人の半分を目安にします。大人もこの時期一緒に薄味を心がけ、味付けを見直しましょう。

    特徴3.食材の種類と注意すべき食材

    離乳食完了期に入ると、ほとんどの食材が使えるようになります。ただし注意が必要な食材もあります。

     

    〈生もの〉

    生ものは食中毒や、消化不良が心配です。乳幼児は、生魚や生卵に対する抵抗力が未熟なため、生ではなく十分加熱したものをあげるようにしましょう。

    特に体調が悪いなど免疫力が下がっている場合は、生のものは避けます。刺身、生卵は2才以降に新鮮なものを、様子を見ながら少量ずつトライしていきましょう。

     

    〈味の濃い加工食品〉

    幼児期にしょっぱいものや味の濃いものばかり食べ過ぎると、大人になってからも濃い味を好む傾向があります。のちに肥満・やせ、生活習慣病などにつながる可能性があります。

    ハム、ソーセージ、ウィンナー、ちくわなどの加工食品や、「調理済み」のレトルト食品や冷凍食品は味がしっかりつけられた商品が多く、子どもには塩分量が多すぎる場合もあります。

    利用する場合は、濃い味付けを活かした料理にアレンジをしたり、スープやサラダを組み合わせるとバランスがよくなります。

     

    アレルギー食材〉

    幼児期に初めて食べる食品は、食物アレルギーを発症するリスクがあります。いずれも少量から少量から試し、魚卵やえび・かにはよく加熱してから与えるようにしましょう。

     

    特定原材料

    卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そば

     

    〈噛み砕けないもの〉

    あめ(キャンディー)、ナッツ類や豆類などかたくて噛み砕けない食品は、気管に入ったりする事故が多いため、3歳ごろまでは食べさせないようにします。

    少し大きい子でも、ゆっくりとかみ砕いて食べるように見守りましょう。また、餅や団子などはのどに詰まらせる可能性があるので、2才以降に小さく切ってから与えます。

    特徴4.食事時間と回数

    離乳食完了期以降の食事の回数は大人と同様、朝昼晩と1日3回になります。食事と生活のリズムを整えることでパパママの負担も軽減されるので、時間帯も意識したいですね。

    食事で足りなさそうであれば、1日1〜2回ほどのおやつで補いますが、おやつの量が多過ぎたり、タイミングが悪いと、食事の時間にお腹が空かず、進まなくなってしまいます。

    食べることに意欲的になるには、満腹感と空腹感の両方を味わうことが大切です。タイミングは10時、15時頃が良いでしょう。

    おやつを食べ過ぎたばっかりに、食が進まない、時間が掛かる、ということがないか振り返ってみましょう。

    特徴5.食事方法

    道具を使って自分で食べられるようになっていく時期ですが、スプーンやフォークにまだ慣れていないので、自分の思うように動かせず、意欲が持てなくなってしまったり、うまく口まで運ぶことができず諦めてしまうこともあります。

    子どもが使いやすい食器・食具を選ぶようにするのも一つです。

    また顔や手が汚れることもありますが、子どもの意欲を損ねないような言葉かけをしながら拭き取るなど、上手に援助してあげましょう。

     

    まとめ

     

     

    今回は1歳半の食事ついて知っておきたいことをまとめました。離乳食に続き、幼児食も子どもが食事の基礎を学ぶ大切なステップです。個人差も大きいので、子どもの成長に応じた適切な食事の内容や調理方法を心掛けましょう。
    好奇心旺盛な時期なので、食べること以外に興味が見つかれば、すぐに椅子から立ち上がったり、動き回ったりして、食事に気持ちが向かなくなってしまうことや、食欲にムラがあり、せっかく用意した食事を食べてくれないこともありますよね。大変だと感じる方には市販のものに頼るのも一つです。

    冷凍幼児食「Tot Plate」は、身体を作るために必要な肉・魚・大豆製品、身体の調子を整えるために必要な野菜を使用し、幼児の成長に合わせた調理・味付けをしています。

    子どもの成長をサポートするとともに、Tot Plateがあることで罪悪感なく、親子の時間が増えてくれると嬉しいです。

     


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