【管理栄養士が教える!】離乳食完了期におすすめ!そぼろレシピ3選
離乳食のそぼろは「後期」からOK!食べられる肉の種類と調理方法を月齢別に解説!
鶏、豚、牛などお肉の種類があるひき肉は離乳食で始めるタイミングが少し違うので、それぞれご紹介します。
中期(7〜8ヶ月)
脂の少ない、鶏ひき肉からスタートします。最初はお湯で茹でる、油抜きをし、だしで煮ます。
後期(9〜10ヶ月)
鶏むね肉の次に、鶏もも肉、牛肉(牛ひき肉)の順に進めていきます。お湯で茹で、油抜きをし使用します。
完了期(11〜12ヶ月)
豚肉(豚ひき肉)は油が多いため、牛肉に慣れてからがおすすめです。湯通ししない場合は、フライパンに油は敷かず、肉の脂で炒めるようにします。
離乳食完了期におすすめ!そぼろを使うレシピ3選
そぼろはポロポロしていると食べづらく、おかゆ(ご飯)やつぶしたじゃがいもやかぼちゃと混ぜたり、水溶き片栗粉でとろみをつけることで食べやすくなります。
1.基本のそぼろ
〈材料〉
各ひき肉 15~20g
だし 100cc
しょうゆ 少々
〈作り方〉
①鍋に湯を沸かし、ひき肉を入れ、菜箸でほぐしながらさっと茹で、ザルにあげる。
②鍋にだしを入れて加熱し、①を入れて弱火で煮る。
③だしが半分くらいになったら、しょうゆを加える。
2.豆腐のそぼろあんかけ
〈材料〉
【基本のそぼろ】(だしと一緒に) 15g
絹ごし豆腐 20g
水溶き片栗粉 小さじ½
しょうゆ 少々
〈作り方〉
①絹ごし豆腐は1cm角に切り、茹でる。
②鍋に【基本のそぼろ】を入れ加熱し、水溶き片栗粉、しょうゆを加え、とろみをつける。
③①に②をかける。
3.かぼちゃとそぼろのおやき
〈材料〉
【基本のそぼろ】 10g
かぼちゃ 40g
〈作り方〉
①かぼちゃは、ワタ・皮を除き、1cm角に切る。濡らして固く絞ったペーパー・ラップで包み、電子レンジで加熱する(600W 1分〜)。
②熱いうちに、滑らかになるまでつぶす。
③【基本のそぼろ】を加え混ぜ、丸く形を整え、熱したフライパンで両面焼く。
そぼろの保存方法
そぼろの保存方法をご紹介します。まとめて下処理をして冷凍してストックしておくと、すぐに使うことができ、とても便利です。
冷凍前に下処理を行う
熱湯に入れて、菜箸でほぐしながら茹で、ザルに上げて水気を除きます。冷めたら、1回分ずつ小分けにして冷凍するか、冷凍用保存袋に平らになるように入れ冷凍保存します。
解凍する際は必ず再加熱する
冷凍した際は、再加熱して使うようにしましょう。電子レンジで加熱することもできますが、他の食材を一緒に調理するなら、鍋の方が水分があるため、やわらかく仕上がります。
まとめ
そぼろは離乳食に使いやすい食材の一つで、栄養面でもたんぱく質源としても、豆腐、白身魚に食べ慣れてきたら、加えたい食品です。今回は離乳食にそぼろを取り入れる際のお肉の種類や調理方法のポイントについてご紹介しました。冷凍保存するなど、工夫して活用してみてください。