【管理栄養士が教える!】すぐできる幼児食レシピ3選!時短テクニックもご紹介
「毎日おいしい幼児食をつくりたい!」と思っていても、忙しくて食事の支度に時間がかけられない日もありますよね。
この記事では、料理を楽にする3つの時短テクニックやすぐできる幼児食レシピを紹介します。少しの工夫で、日々のパパ・ママの負担を軽減していきましょう。
料理を楽にする3つの時短テクニック
食事は毎日のことなので、忙しい中で毎日食事をつくることは大変なことですよね。今回は料理を楽にする、時短テクニックをご紹介します。
1.調味料を決めて味付けをする
ひとつで味が決まる調味料は時短の味方です。調味料の出し入れや計量って、量が多いと結構時間がかかるんですよね。
例えば、めんつゆ、白だし、ポン酢、焼肉のタレなどがおすすめです。家族の好みの味を定番化してしまうのも一つの手です。
レシピを検索したり、味付けに悩んだりする時間も減らせます。ただし味がしっかりしているものが多いので、市販の万能調味料を使用する場合は使用量に注意しましょう!
2.下処理済の食材を使用する
加工済みの食材の活用はグッと時短につながります。冷凍のカット野菜があるとあっという間に一品ができ、「一度使ったら欠かせない!」そんな方も多いようです。
食材を切るところから食事を作るのは大変ですよね。冷凍のカット野菜を常備しておくことで、まな板、包丁を使う手間も省けます。
自宅で余った野菜や多めに買い物したときにカットして冷凍しておくのもよいですし、最近は冷凍野菜の商品も増えているので、市販品を上手く活用するのもよいですね。
また、ミックスベジタブルやバラ凍結のひき肉などの冷凍食材は、食べる分だけ使えて、手間もかからないので便利です。
3.調理家電や便利グッズを活用する
- 電子レンジ
電子レンジは、野菜の下ごしらえや冷凍食品の解凍・保温とさまざまな用途で手助けしてくれる頼もしい調理家電。また食材の栄養素の損失も少ないので忙しく過ごすパパママの強い味方になってくれる時短アイテムです。
- 炊飯器
炊飯器はごはんを炊くだけではなく、煮物、スープなども作れる万能調理家電です。特にスイッチを入れてほっておくだけ!というのが嬉しいポイントですよね。
タイマー機能を使えば、仕上げたい時間に勝手に調理を進めてくれるので、帰宅してまたは朝起きてすぐに食べられるようにしたいという時にも、重宝します。
- キッチンバサミ
包丁、まな板を出さず野菜や、のりやハムなどちょっとした切りものをする時に便利です。私自身は肉・魚を切ったあとの洗い物が苦手なので、肉・魚はキッチンバサミを切ることがほとんどです。
- みじん切りチョッパー
下ごしらえの中でもこれがあると、グッと時短できるのがみじん切りチョッパー。ハンバーグやミートソースなど野菜をみじん切りにすると、子どももたっぷりと食べることができますよね。
多めに野菜を買ったときに、まとめてみじん切りして冷凍しておくのもおすすめです。
管理栄養士が教える!すぐできる幼児食レシピ3選
レシピ1.手作り万能調味料めんつゆ
材料(作りやすい分量)
- ・水 500㏄
- ・だしパック 1袋
- ・しょうゆ 90㏄(大さじ6)
- ・みりん 90㏄(大さじ6)
作り方
- 1.鍋にだしパックを入れ弱めの中火にかけ、沸騰してから2分程度煮出す。
- 2.だしパックを取り出し、しょうゆ、みりんを加え、弱火で2~3分加熱する。
※冷蔵庫での日持ちは3~5日ほどが目安。
レシピ2.カット野菜de五目あんかけうどん
材料
- ・ゆでうどん 160~260g
- ・豚もも薄切り肉(幅1㎝)40g
- ・ごま油 小さじ1/2
- ・酒 小さじ1/2
- ・カット野菜 60ℊ
- ・かまぼこ(いちょう切り)20g
A
- ・水 200㏄
- ・鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/4
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・みりん 小さじ1/2
- ・水溶き片栗粉(水 小さじ2:片栗粉 小さじ1)
下準備
- ・ゆでうどんは加熱し(パッケージ参照)、流水で洗ってザルに上げ、水気を除いておく。
- ・カット野菜は、食べやすい大きさ(1~2㎝)角に切っておく。
作り方
- 1.鍋にごま油を熱し、豚肉を加え炒め、色が変わってきたら酒を加えアルコール分を飛ばす。
- 2.カット野菜を加え炒め(約1分)、かまぼこ・Aを加え煮込む(約5分)。
- 3.水溶き片栗粉を加え、とろみがつくまで加熱する。
- 4.器に加熱したうどんを盛り付け、②をかける。
レシピ3.鮭とさつま芋の炊き込みごはん
材料(3~4人分)
- ・米 1合(180cc)
- ・さつまいも(小) 1/2本(約100g)
- ・甘塩鮭の切り身 1切れ
- ・水 180㏄
- ・酒 小さじ½
下準備
- ・米は洗米し、吸水させ(30分~)、ザ ルに上げて水気を切っておく。
- ・さつま芋は皮付きのまま洗い、1cmの角切りにして水にさらし(10分~)、水気を切っておく。
作り方
- 1.炊飯器に米・水を入れ、酒を加えて混ぜる。
- 2.さつまいも・鮭をのせて炊く。炊き上がったら鮭の骨を菜箸で取り除き、鮭をほぐしながらふんわりと混ぜる。
すぐできる幼児食に関するよくある質問
質問1.大人用の食事とは別に幼児食をつくるのが大変で困っています。
幼児食は大人と比べて、かむ力、消化能力が未熟なので、「薄味」「食べやすく調理する」が基本です。大人用の食事とは別につくるのが大変な場合は、子ども用をとり分けてから、味を足したり、薬味や辛味などを加えるのがおすすめです。
子ども用の味が物足りない場合は、おろししょうが、ラー油、とうがらしを加えたり、酢やレモンなど酸味をプラスするとカバーできます。大人も塩分を控えると、生活習慣病の予防になるので、子どもと一緒に薄味を心がけるのもいいですね。
質問2.育児に追われて幼児食をつくる元気がない時があります。
「子供には健康的なものを食べさせたい!」と、頑張り屋のママも多いですよね。元気がないときは休むことを優先しましょう。
最近では、幼児食の選択肢も増えています。こちらのHPで紹介している冷凍幼児食Tot Plateは化学調味料や着色料無添加、国産素材を使用して、健康はもちろん美味しさにもこだわった商品です。
パックのまま電子レンジまたはお湯で温めるだけで、調理の手間もかからず、時間のない朝や帰宅してからすぐにお腹がすいて待てない子どもに食事を用意することができます。
頑張り過ぎてママの元気がないよりは、楽をしても元気なママの方が子どもも嬉しいはず。元気がない時は「これ!」というレトルトや冷凍食品を買い置きして、お守りにしておくと気持ちも楽になりますよ。
まとめ
慌ただしく過ごす毎日の家事の中でも時間が掛かるのが、食事の支度。時間を掛けなくても、少しの工夫で簡単にできる方法や商品をうまく使って、子どもとゆっくり過ごす時間や食卓を楽しむ余裕を持てたらいいですね。
最近では、幼児食サービスの幅も広がっています。頑張り過ぎず、周りからのサポートやサービスを活用して、楽しく育児ができる方法を見つけることも大事です。