【管理栄養士が教える!】離乳食完了期におすすめ!ひじきを使うレシピ3選
毎日の子どもの食事、きちんと栄養がとれているか気になるパパママは多いのではないでしょうか。
この記事では、幼児食で不足しがちな栄養素や簡単にできる幼児食レシピを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
離乳食完了期はいつから?
離乳食完了の時期は、生後12~18ヶ月くらいになり、最初の奥歯(第一乳白歯)が生えて咀嚼ができるようになってきたら離乳食を卒業して幼児食へ進みます。バナナくらいの固さのものを、前歯でかじり、噛んで食べられるようになる、スプーンやフォークを使おうとする、なども完了の合図です。個人差があるので、育児書などは参考程度にして、子どもの様子を優先して幼児食へ移行していきます。
ひじきはどれくらい食べられる?
ひじきを与える時期は、離乳食後期〜完了期を目安にします。乾燥ひじきの場合は、後期2〜3g、完了期5gを目安にします。ひじきは消化がよくないので、みじん切りにするとよいです。
離乳食完了期におすすめ!ひじきを使うレシピ3選
1.もりもり食べられるひじき煮
〈材料〉(2人分)
- ひじき(乾燥) 10g
- 人参 30g
- 油揚げ 30g
- ごま油 小さじ1/2
A
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 水 50㏄
〈下準備〉
- ひじきはたっぷりの水(分量外)で戻し、水気をしっかりと切る。
- 人参は長さ2cm位のせん切りにする。
- 油揚げは油抜きをして水気を絞り、5mm角に切る。
〈作り方〉
- ①フライパンにごま油を熱し、ひじき、人参、油揚げを加え中火で炒める(約3分)。
- ②Aを加え、水分がなくなるまで煮込む。
2.鶏ひき肉と豆腐のスティックハンバーグ
〈材料〉(2人分)
- 鶏ひき肉 100g
- 木綿豆腐 80g
- 塩 少々
- 白ねぎ 20g
- ひじき(乾燥)2g
- 油 小さじ1/2
A
- しょうゆ 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 水 大さじ2
〈下準備〉
- 豆腐はペーパーに包んで重石をのせ、水切りしておく(約30分)。
- 白ねぎはみじん切りにしておく。
- ひじきはたっぷりの水(分量外)で戻し、水気をしっかりと切る。
〈作り方〉
- ①ボウルに鶏挽き肉・塩を入れ、粘りがでるまで練り、豆腐・白ねぎ・ひじきを加え、よく練る。
- ②4等分にし、空気抜きをしてスティック状に形を整える。フライパンに油を熱し、①を入れ焼く。
- ③焼き色がついたら裏返し、Aを加え蓋をして蒸し焼きにし(弱火約5分~)取り出す。
3.レンチン和風オムレツ
〈材料〉1人分
- 卵 1個
- 牛乳 大さじ1
- ブロッコリー 20g
- ひじき(乾燥)1g
- しょうゆ 小さじ1/2
- みりん 小さじ1/2
〈下準備〉
- 耐熱容器にラップをかけておく。
- ブロッコリーはやわらかくなるまで茹でておく。
- ひじきはたっぷりの水(分量外)で戻し、水気をしっかりと切る。
〈作り方〉
- ①卵を割りほぐし、しょうゆ・みりんを加え混ぜる。
- ②ラップに流し入れ、ブロッコリー・ひじきを加え軽く混ぜ、電子レンジで加熱する(600W1分)。
- ③半熟になっているところを軽くほぐし混ぜ、ラップの口を閉じ、さらに加熱する(600W20秒)。
離乳食完了期のひじきに関するよくある質問
質問1.使いきれなかったひじきはどのように保存すると良いでしょうか?
生ひじきを購入し、使い切れなかった場合は、生ひじきを流水でよく洗って、水切りし、小分けにして冷凍します。
湯やだしで加熱してから冷凍すると、すぐに調理に使えるので便利です。
質問2.ひじきの見た目を嫌がり、あまり食べてくれません。
ハンバーグやご飯など、他のものに混ぜるレシピは試してみたいですね。見た目が黒いのが苦手、という場合は加える量を調整してみてください。
まとめ
大人の食事とは別に子どもの成長に適した食事を用意する必要がある、離乳食や幼児食。まずは味付け、大きさや硬さ、栄養バランスについて目安を押さえておきましょう。ひじきにはカルシウムや食物繊維などが含まれて、入れるだけで、ぐんと栄養価がアップします。ぜひ取り入れてみてください。
子どもの為に日々試行錯誤しながら食事を用意するのは大変なことです。せっかく手間や時間をかけて作ってもあまり食べてくれず落ち込んだりすることもありますよね。家族でいっしょに食卓を囲む為には、パパママがリラックスできるていることは欠かせません。冷凍幼児食TotPlateが楽しい食卓、家族の時間を過ごす一助になれば嬉しいです。