ショッピングカート

0

ショッピングバッグは空です

購入する

【野菜嫌いでも大丈夫!】管理栄養士がおすすめする野菜を使った幼児食レシピ3選!

2023.02.18
【野菜嫌いでも大丈夫!】管理栄養士がおすすめする野菜を使った幼児食レシピ3選!

 

離乳食から幼児食に移ると、「野菜が苦手」という子が増えてきます。これは食べ物に対する味覚の記憶が3歳くらいから次第に完成していくことや、自我が芽生え、意思表示がはっきりとできるようになることが理由にあります。

様々なアンケートで「子どもに嫌われる食べ物」は、他の食品にグッと差をつけて「野菜類」です。肉や魚に比べ、野菜を美味しく調理することは難しいですよね。

野菜には子どもにとって食べにくい特有の苦味や食感があります。そこで今回は、野菜を食べやすくする調理ポイントとレシピをご紹介します。

 

野菜嫌いの子どもが食べやすくなる3つの調理ポイント


1.野菜の繊維を意識して調理する

野菜は繊維が多く、子どもには食べにくい場合が多いです。奥歯が生えそろう2歳半〜3歳ごろまでは、繊維をすりつぶすのは苦手です。

繊維を断ち切るように、1〜2cm長さまたは1cm角程度の大きさにきり、やわらかくします。やわらかくなりにくい根菜類は、5mmくらいの厚さに切り、長い時間煮て、やわらかく仕上げます。

2.にがみやえぐみは下処理をする

野菜は、特有の味や香りがあります。例えばピーマンの苦味や大根の辛味などは、生まれつき体に害のある味として認識しているので、子どもは本能的に好みにくい味です。

味の刺激をやわらげるように調理します。苦味のあるピーマンは細く切り、ゆでてから、濃いめの味をつけた肉などと調理する。苦味のある青菜類や辛味のある大根は、ゆでてから、調理に使うなどです。

3.うまみをプラスして食べやすくする

かつお節や、だし汁には、脳が美味しいと感じるうま味がたっぷり含まれています。苦味のある青菜などは、かつお節やだし汁などを加えてうま味をプラスして食べやすくします。

炒め物の仕上げに、サッと振りかけるのもおすすめです。

 

管理栄養士がおすすめする野菜を使った幼児食レシピ3選


レシピ1.にんじんしりしり

材料

  • 人参   1/2本
  • 卵    1個
  • かつお節 適量
  • しょうゆ 小さじ1
  • ごま油  大さじ1/2

 

下準備

  • ・人参は千切り。
  • ・卵は割りほぐしておく(溶き卵)。

 

作り方

  1. 1.フライパンにごま油を熱し、人参をしんなりするまで炒める。
  2. 2.かつお節、しょうゆ、溶き卵を加え、炒め合わせる。

レシピ2.かぼちゃのハニーソテー

材料

  • かぼちゃ 1/8個
  • バター  5g
  • はちみつ 小さじ1
  • 粉チーズ 適量

 

下準備

  • ・かぼちゃはラップに包み、電子レンジで加熱(600W1分〜)する。粗熱を取り、5mm幅の薄切り。

 

作り方

  1. 1.フライパンにバターとはちみつ、かぼちゃを入れて両面を焼く。
  2. 2.軽く焦げ目がついたら粉チーズを振る。

※はちみつの使用は1歳以上


レシピ3.人参とほうれん草のナムル

材料

  • ほうれん草 20g
  • 人参    20g
  • ごま油         小さじ1/4
  • 塩           少々
  • 白炒りごま   お好み

 

下準備

  • ・人参は皮を除き、長さ2㎝の千切りにし、やわらかく茹でておく。
  • ・ほうれん草は塩少々を入れた熱湯(材料外)で茹で、水に取り、よくしぼる。根元を除き、長さ2cmに切っておく。

 

作り方

  1. 1.ボウルにごま油・塩を入れて混ぜ、人参、ほうれん草を加え、和える。

 

幼児食の野菜に関するよくある質問

質問1.幼児食の一日あたりの野菜摂取目安量はどのくらいですか?

3〜5歳の野菜の目安量は

  • ・緑黄色野菜 100g
  • ・淡色野菜(きのこを含む) 140g

です。スープや煮物など、加熱してかさを減らすと摂取しやすいです。

質問2.子どもがなかなか野菜を食べないので困っています。

子どもの野菜嫌いに悩まされることは多いですよね。

新しい食べ物は、先に誰かが目の前で食べて見せることで、食べる量が増えることが報告されています。パパママが美味しく食べる姿を見せたり、繰り返し出すことが大切です。

他にも、野菜と仲良くなるきっかけを作ってみましょう。スーパーで買い物をする、収穫体験をする、野菜を育てる、絵本を読むなど、嫌い、苦手と言っていたものでも、親しみを持つことで食べられるようになります。



まとめ

 

幼児食に移る頃から、「野菜が苦手」という子が増えますが、加齢とともに食体験がどんどん広がっていけば、様々な味が記憶され、食べ物に対する好みが変わっていきます。食べないからと諦めず、あの手この手で、食卓に登場させていきましょう。

野菜は「食べにくい」という理由が多いので、調理方法をぜひ参考にしてください。なかなか食べてくれない時は、心配になったり、色々とあると思いますが、5歳以降は栄養のことがわかりだし、嫌いなものでも自分から食べようとするなど、ずっと続くわけではありません。

肩の力を抜いて、「今日はこうしてみよう」と、子どもの成長に合わせて工夫してください。

 


タグ :