1歳半以降の子どもにとって、おやつは必要なエネルギーを補う「第4の食事」です。しかしおやつ＝お菓子ではありません。

甘いお菓子ばかりを与えてしまうと、おやつばかりを欲しがったり、おやつでお腹がいっぱいになってしまいごはんが食べられなくなってしまいます。分かっていても、毎日手づくりのおやつを準備するのは大変なことですよね。

今回はそんなパパママにおすすめの冷凍おやつをご紹介します。

幼児の「おやつ」は何をどのようにあげるのがいい？

炭水化物を中心に組み合わせる

おにぎりやいも類、マフィンなど、体を動かすための炭水化物を中心にします。「食事で出せなかった」「食べムラがある」などの場合は、不足しているものを与えます。

食事で不足しがちな栄養素を補う、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品や、りんごやバナナ、みかんなどの果物がおすすめです。

食事との間隔を「2～3時間」空ける

子どもにとっておやつ＝お菓子ではありません。食事でとりきれない栄養素を補うために、1～2才は1～2回、3才以降は1回が目安です。

おやつを食べ過ぎて、ごはんが食べられない、お腹が空いていないということがないよう、なるべく決まった時間にあげるようにします。

油脂や砂糖の多いものは避ける

誕生日や週末のお出かけのときなど、たまに市販のお菓子をあげるのはOKですが、スナック菓子やチョコレート、生クリームたっぷりのケーキやアイスクリームなど油脂や砂糖がたっぷりのお菓子は頻繁にならないように気をつけましょう。

冷凍おやつを選ぶ3つのポイント

冷凍食品は長期間保存ができるので、常備しておくといざと、いつでもすぐに用意ができるのがうれしいですよね。冷凍食品は商品によって解凍方法や内容量などが異なります。

用途によって使い分けるポイントをご紹介するので、参考にしてみてください。

1.種類から選ぶ

冷凍食品には様々な種類がありますが、好みに合わせて選びましょう。冷凍おやつと言うと、今川焼やたい焼き、アップルパイなどが代表的ですが、油脂や砂糖が気になります。

普段のおやつでは、油脂や砂糖が多過ぎないものを選ぶようにしましょう。

ロールパンやミルクパンなどのシンプルな冷凍パン、ヨーグルトに混ぜたり、ホットケーキや蒸しパンに混ぜるなどアレンジしやすい冷凍フルーツ、お好み焼きやパスタなどエネルギーを補えるおかず系の冷凍食品がおすすめです。

2.解凍方法から

解凍方法は大きく分けると、電子レンジ解凍、自然解凍、調理解凍があります。用途に合わせて使い分けましょう。

〈電子レンジ解凍〉

手間なく解凍できるので、すぐに用意したいとき、忙しいときにおすすめです。

〈自然解凍〉

常温や冷蔵庫で解凍します。食べる時間に合わせて、事前に解凍しておくことで、加熱するなどの手間がなく、準備することができます。

お弁当など凍ったまま持ち運び、外出などで食べることもできます。

〈調理加熱〉

オーブンで焼く、油で揚げるなど、ひと手間かけるだけでできたてのおいしさを味わうことができます。

3.内容量から選ぶ

幼児期は食べる量も多くはないですし、後の食事の時間には空腹を感じる量が好ましいので、小分けになっているものや、食べきれるサイズのものがおすすめです。

冷凍後のスペースに余裕がある方や、お気に入りのものをたっぷりストックしておきたい方には内容量が多い、業務用も人気のようです。業務用の場合は、内容量が多い分安いというメリットもありますよね。

忙しい日に助かる冷凍おやつ3選

幼児期にしょっぱいものや味の濃いものばかり食べ過ぎると、大人になってからも濃い味を好む傾向があります。のちに肥満・やせ、生活習慣病などの予防にもつながります。

「調理済み」の冷凍食品は味がしっかりとつけられた商品も多いので、塩分量が少なく、使用している調味料もシンプルなものを選ぶようにしましょう。

1.焼きおにぎり

おやつ以外にも、忙しい日の朝食などにサッとひとつ温められて便利です。大きさや形はメーカーによって違うので、子どもの食べる量や口の大きさに適したものを探すこともできます。

2.たこ焼き

見た目もかわいいので子どもに人気のメニューではないでしょうか。最近では、無添加のものやアレルギー対応の商品も増えています。

3.大学芋

自然解凍で食べられるので、お弁当の具材や、外出するときのおやつにもぴったりです。スティック状のものが子どもの口のサイズにも食べやすくおすすめです。

焼きおにぎり、たこ焼き、大学芋は冷凍食品としてもありますが、まとめて作って冷凍しておいても便利です。冷凍を活用して、おやつもラクにおいしく準備ができたらいいですね。

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