【料理が苦手なパパへ】管理栄養士おすすめの晩ごはんレシピ5選!作る際のポイントも解説
家族のために料理をするパパが増えています。東京近郊の子どもを持つ30~49才の男性を対象に行ったアンケート調査からは「自分の楽しみとして料理をするというよりは、家族のために料理をするパパが増えている」ということが見えてきます。
料理は得意ではないけれど、家族のために料理も作ろうと思っているパパへ、家族によろこんでもらうための料理のポイントとレシピをご紹介します。
参考:農林中央金庫「 【第 3 回】現代の父親の食生活 家族で育む『食』」2018年6月
https://www.nochubank.or.jp/efforts/pdf/research_2018_01.pdf
パパでも簡単に晩ごはんを作る3つのポイント
ポイント1.一品で完結する料理を選ぶ
栄養バランスのよい食事というと、主食・主菜・副菜がそろった食事が基本ですが、慣れないと一度に何品もつくることは大変です。そこで炭水化物、たんぱく質、野菜がそろった一品料理を選ぶのがおすすめです。
■炭水化物・・・ごはん、パン、麺類(うどん、中華麺、パスタなど)
■たんぱく質・・・肉、魚、卵、豆腐、大豆製品など
★しらすやツナ缶なども調理が簡単でおすすめです。
■野菜・・・人参、玉ねぎ、ブロッコリー、レタス、キャベツ、きのこ類など
チャーハン、カレー、パスタは定番メニューですが、野菜を多く使うなど少し工夫するだけで、いろいろな栄養を摂ることにつながります。
ポイント2.できるだけ包丁を使わない
パパごはんで気をつけたいのが野菜不足にならないこと。カット野菜や冷凍野菜などの下処理済みのものは、包丁で切る手間が省けて、包丁を使い慣れない方にとっては強い見方です!
数種類の野菜が合わさった商品を使うと、手軽にバランスのよいメニューが作りやすいです。また、ミキサーなどの調理器具を使えば、みじん切りもあっという間にでき、時短にもなりますし、調理台や床に食材が飛び散ってしまうことも防げます。
ポイント3.後片付けが楽になるように工夫する
家族のために苦手な料理にも挑戦する姿は、ママもとっても嬉しいです。それを台無しにしかねないのが「後片付け」。
私自身も実体験や周りのママたちから聞くのが、「料理をしてくれるのは嬉しいけれど、キッチンが汚れるのがね・・・片付けもちゃんとしてほしい」というものです。逆にキッチンもきれいな状態で、片付けまでしてもらえたら、「パパすごい」と喜んでもらえること間違いありません。
使う調理器具を減らす、カット野菜や冷凍野菜を活用する、ワンプレートに盛り付けるなど、後片付けが楽になるように工夫してみてください。
料理が苦手なパパ必見!晩ごはんレシピ5選
1.基本のミートソース
〈材料〉(作りやすい分量)
- ・合い挽き肉 200g
- ・カットトマト缶 1缶(320g)
- ・玉ねぎ 1個(200g)
- ・人参 1/2本(60g)
- ・にんにく 1片
- ・塩 小さじ1/2
〈作り方〉
- 1.ミキサーに玉ねぎ、人参を適当な大きさに切って入れ、にんにく、塩を加え、ミキサーで攪拌する。
- 2.フライパンに合い挽き肉を入れ加熱し、色が変わってきたらほぐしながら炒める。
- 3.①、カットトマトを加え蓋をして、中火で10~15分煮込む。
※酸味を和らげたい場合は砂糖(小さじ1~)を加えてください。
2.カット野菜de五目あんかけやきそば
〈材料〉(2人分)
- ・中華麺 160~260g
- ・豚もも薄切り肉(幅1㎝)40g
- ・ごま油 小さじ1/2
- ・酒 小さじ1/2
- ・カット野菜 60ℊ
- ・かまぼこ(いちょう切り)20g
A
- ・水 200㏄
- ・鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/4
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・みりん 小さじ1/2
- ・水溶き片栗粉(水 小さじ2:片栗粉 小さじ1)
〈下準備〉
- ・中華麺は電子レンジで加熱(600W 2分~)しておく。
- ・カット野菜は、食べやすい大きさ(1~2㎝)角に切っておく。
〈作り方〉
- 1.鍋にごま油を熱し、豚肉を加え炒め、色が変わってきたら酒を加えアルコール分を飛ばす。
- 2.カット野菜を加え炒め(約1分)、かまぼこ・Aを加え煮込む(約5分)。
- 3.水溶き片栗粉を加え、とろみがつくまで加熱する。
- 4.器に加熱した中華麺を盛り付け、③をかける。
3.炊飯器で作るケチャプライス
〈材料〉(作りやすい分量 約4人分)
- ・米 180㏄
- ・水 180㏄
- ・鶏もも肉 80g
- ・塩 少々
- ・酒 小さじ1/2
- ・ミックスベジタブル 120g
- ・トマトケチャップ 40g
- ・バター 5g
〈下準備〉
- ・米は洗米・吸水(30分~)後、水気を切っておく。
- ・鶏肉は余分な水気を脂肪を除き、1㎝角切りにし、塩、酒で下味をつけておく。
〈作り方〉
- 1.炊飯器に米・水・ケチャップを入れ、混ぜる。
- 2.鶏肉、ミックスベジタブルをのせ、炊く。
- 3.バターを加え、具がくずれないように切り混ぜる。
お好みでオムライスにしてくださいね♪
4.厚揚げと野菜のドライカレー
〈材料〉(2人分)
- ・合挽き肉 100g
- ・厚揚げ 100g
- ・玉ねぎ 1/2個(100g)
- ・コーン缶 40g
- ・ 2本
- ・サラダ油 小さじ1/2
A
- ・カレー粉(子ども用)小さじ1/2
- ・水 50㏄
- ・ケチャップ 大さじ1・1/2
- ・中濃ソース 大さじ1・1/2
〈下準備〉
- ・厚揚げは5㎜角に切る。
- ・玉ねぎはみじん切り。
- ・コーン缶は水気を除いておく。
- ・オクラはガクを除き、5㎜幅に切る。
〈作り方〉
- 1.フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを入れ炒め、しんなりしたら合挽き肉・厚揚げを加えて炒める。
- 2.コーン、オクラを加えさっと炒める。
- 3.Aを加え、水分が少なくなるまで煮る。
5.人参と小松菜のナムル
副菜をもう1品プラスしたいときにおすすめです。
〈材料〉(2人分)
- ・ほうれん草 20g
- ・人参 20g
- ・ごま油 小さじ1/4
- ・塩 少々
- ・お好みで白炒りごま 小さじ1/4
〈下準備〉
- ・人参は皮を除き、長さ2㎝の千切り。
- ・小松菜は根元を除き、長さ2cmに切っておく。
〈作り方〉
- 1.耐熱容器に人参、小松菜を入れ、ラップをかけて電子レンジで加熱(600W 2分)する。
- 2.ボウルにごま油(小さじ1)・塩を入れて混ぜ、①・白炒りごまを加え、和える。
まとめ
せっかく家族のために料理をつくるなら、よろこんでもらいたいですよね。子どもにとってパパが作る料理は特別感があって記憶に残るものになるかもしれません。
料理をしようという気持ちだけでもうれしいですが、その際に、栄養バランスや片付けにも気を配ると、文句なしで喜んでもらえます。ぜひ意識してみてください!
パパが家族のために料理をする背景には、共働き、ママが食事の時間に予定がある、たまのお出かけの時くらい食事のことを気にしないでほしいなどがあるのではないでしょうか。
そんな時にも、冷凍幼児食TotPlateがおすすめです。湯煎または電子レンジであたためるだけで子どもの食事の用意ができるので、パパやその他の家族、シッターさんなどに預けるときも食事のことを気兼ねなくお願いすることができます。