【管理栄養士が教える!】離乳食完了期におすすめ!大人と取り分けできるつくねレシピ
つくねはいつから与えて良い?
つくねの材料は、鶏ひき肉。鶏むねひき肉は、離乳食中期から食べることができますが、鶏むねひき肉を最初に与える時は、脂分を取り除くために湯通しします。つくねとして食べる場合は、離乳食後期ごろ以降が安心です。
鶏肉は、離乳食中期に、鶏ささみ、鶏むね肉、鶏むねひき肉の順で食べ進めるようにします。
離乳食のつくねにおすすめな具材
豆腐
つくねに豆腐を入れると、やわらかく食べやすく、食べやすくなります。水分量が多いとまとまりにくくなることがあるので、水切りをしてから使用します。
ひじき
ひじきは赤ちゃんにとって食べにくいかもしれませんが、つくねに混ぜ込むことで食べやすくなります。ひじきは食物繊維やミネラルが豊富なので、入れることで栄養バランスもよくなります。
豚ひき肉
豚ひき肉は脂分が鶏ひき肉に比べて多いので、離乳食完了期以降を目安にしましょう。湯通しした豚ひき肉に食べ慣れてから、豚のつくねに進みましょう。
離乳食完了期におすすめ!大人と取り分けできるつくねレシピ
レシピ1.【食べやすいスティックつくね】
子どもの口にあわせた食べやすいスティックつくね。不足しがちなたんぱく質をしっかりと摂れます。
〈材料〉
作りやすい分量(大人2人分+子ども1人分)
- 鶏ひき肉 200g
- 塩 少々
- 木綿豆腐 160g
- 片栗粉 小さじ4
- 白ねぎ 40g
- 人参 40g
- 油 小さじ1
A
- しょうゆ 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 水 大さじ1
B
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 水 大さじ2
〈下準備〉
- 豆腐はペーパーに包んで、水切りして置いておく(10分〜)。
- 白ねぎ、人参はみじん切り。
- A・Bをそれぞれ合わせておく。
〈作り方〉
①耐熱容器に白ねぎ、人参を入れ電子レンジで加熱し(600w1分〜)、粗熱を取る。
②ボウルに鶏ひき肉・塩を入れ、粘りが出るまでよく練り、木綿豆腐・①を加え、よく練る。
③12等分にし、空気抜きをしてスティック状に形を整える。
④フライパンに油を熱し、形を整えた肉だねを入れ焼く。
⑤焼き色がついたら裏返し、Aを加えて蒸し焼きにする。→離乳食完了期用
⑥子どもの分を取り分け、Bを加え、からめる。→大人用
レシピ2.ひじきの豚つくね
〈材料〉(大人2人分+子ども1人分)
- 豚ひき肉 200g
- 塩 少々
- 乾燥ひじき 3g
- れんこん 30g
〈下準備〉
- ひじきは水で戻し、水気を除いておく。長い場合は長さ1cmに切る。
- れんこんはすりおろしておく。
〈作り方〉
①ボウルに豚ひき肉・塩を入れ、粘りが出るまでよく練り、ひじき・れんこんを加え、よく練る。
③大人2人、子ども1人分に分け、空気抜きをして形を整える。
④フライパンに油を熱し、形を整えた肉だねを入れ焼く。
⑤焼き色がついたら裏返し、蒸し焼きにする。→離乳食完了期、大人用
※大人はポン酢などをつけて食べるのがおすすめです。
離乳食完了期のつくねレシピに関するよくある質問
質問1.つくねは冷凍保存できますか?
つくねを冷凍保存する場合は、「生のまま」または「焼いたもの」を冷凍OKです。生で保存する場合は、衛生面を考えてビニール手袋で材料を混ぜ、形作ると安心です。焼いたものを解凍して食べる場合は、必ず再加熱するようにしましょう。
質問2.つくねをふわふわに作るコツを知りたいです。
つくねに豆腐を混ぜ入れると、ふわっとやわらかく作ることができます。入れる量は肉:豆腐が1:1が目安です。紹介したレシピでは、豆腐、れんこんのすりおろしをつなぎに入れています。
まとめ
つくねは子どもと大人の分を、一緒に作り、食べることができるうれしいメニューですね。ふわっと子どもでも食べやすいかたさに仕上げるようにしましょう。
また豆腐やひじき、細かくした野菜を加えることで栄養バランスもよくなります。ぜひ参考にして作ってみてください。