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【管理栄養士が教える!】離乳食完了期におすすめ!ソーセージを使ったレシピ3選

2023.07.23
【管理栄養士が教える!】離乳食完了期におすすめ!ソーセージを使ったレシピ3選

ソーセージはいつから与えて良い?

ソーセージは1歳~1歳6ヶ月頃の離乳完了期から与えることができます。

ただし、塩分や脂質が多く含むことから、この時期には摂らなくても良い食品です。離乳食完了期が終わってから与えるようにするのでも良いくらいです。与える場合は少量(15〜20gが目安)にしましょう。


 ソーセージを与えるときのポイント

1.原材料を確認する

一般的なウインナーは塩分が多く、さまざまな食材や色素が添加されている商品もあります。発色剤を使用せずに作った「無塩せき」と記載のあるものや、低塩なもの、添加物が少ないものを選びましょう。またサイズや味付けが子ども用に加工されたソーセージもあります。離乳食、幼児食には子ども用のものを選ぶことも一つの方法ですね。

2.塩抜きをする

調理前に茹でることで脂肪分が少し落ち、塩抜きもできます。小さくカットしてから茹でることで、塩分が抜けやすくなります。

〈塩抜きの方法〉

  • ・ソーセージは細かく刻むか、5mm厚さの輪切りにする。
  • ・水を入れた鍋に入れて沸騰させたら約10分間おく、ザルでしっかりと水気を切る。

※塩分の濃さが気になる場合は、茹でたお湯を捨ててから再び茹でるとよいです。

3.薄味を意識する

ソーセージに塩分が多く含まれるため、調味料の量を減らすように意識して調理します。また組み合わせる他のお料理を薄味にすることで、バランスをとるようにしましょう。


離乳食完了期におすすめ!ソーセージを使ったレシピ3選 

レシピ1.ソーセージののり巻き

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・ソーセージ  1本
  • ・人参(細切り)10g
  • ・ごま油    小さじ1/2
  • ・焼き海苔   1/2枚
  • ・ごはん    80g

〈下準備〉

  • ・ソーセージは縦4等分に切っておく。

〈作り方〉

  • ①ソーセージは水を入れた鍋に入れて沸騰させ、約10分間おく、ザルでしっかりと水気を切る。
  •  ごま油を熱したフライパンに入れて焼き、取り出す。
  • ②同じフライパンに人参を入れて炒め、取り出す。
  • ③焼き海苔にごはんを広げ、手前にソーセージ・人参をのせる。
  • ④指で具を押さえながら巻き、形をととのえる。
  • ⑤1cm幅くらいに切り、お皿に盛り付ける。

 

レシピ2.ソーセージとほうれん草のクリーム煮

〈材料〉(2人分)

  • ・ソーセージ 1本
  • ・玉ねぎ 60g
  • ・ほうれん草 20g

 【豆乳クリームソース】

  • ・バター 4g
  • ・薄力粉 小さじ1
  • ・豆乳  50cc
  • ・水   10cc
  • ・コンソメ 小さじ1/4

 〈下準備〉

  • ・ソーセージは5mm厚さの輪切りにし、塩抜きしておく。
  • ・玉ねぎは長さ1cmの薄切り。
  • ・ほうれん草は熱湯で茹で、長さ1cmに切っておく。

 〈作り方〉

  • ①フライパンにバターを熱し、ソーセージ、玉ねぎを入れて炒め、薄力粉を加えて、炒める。
  • ②豆乳と水を加え、とろみがつくまで加熱する。
  • ③コンソメを加える。
  • ④ほうれん草を加え、合わせる。

 

レシピ3.ソーセージのカラフルピラフ

〈材料〉(作りやすい分量)

  • ・ソーセージ 1本
  • ・ミックスベジタブル(冷凍)60g
  • ・米     140cc
  • ・オリーブオイル 小さじ1
  • ・水       150cc
  • ・コンソメ    小さじ¼

 〈下準備〉

  • ・ソーセージは5mm厚さの輪切りにし、塩抜きしておく。

 〈作り方〉

  • ① 鍋にオリーブオイルを熱し、ソーセージを入れて炒め、ミックスベジタブルを加えて炒める。
  • ②米を加え、表面が透き通るまで炒めたら水・コンソメを加え、ひと混ぜし、フタをして炊く(沸騰後弱火10分→蒸らし10分)。

※食材を全て炊飯器に入れ、炊飯器で作ってもよいでしょう。


離乳食 完了期 ソーセージに関するよくある質問

質問1.アレルギーを発症する危険性はありますか?

お肉の結着材料として、卵・乳・小麦を使っているものもあります。購入前に食品表示を確認しましょう。

〈特定原材料〉卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生

〈特定原材料に準ずるもの〉 アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ

また、万が一アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

質問2.誤飲や誤嚥しないか気になります。

皮がパリッとした大人向けのウインナーは弾力があり嚙み切れないこともあります。喉につまりやすいので、細かく刻んだり、5mm厚さの輪切りにするなど、カットしましょう。子ども用の皮なしウインナーを使用するのもよいでしょう。

子どもの口に合った無理なく食べられる大きさにし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲みこんでいるのか、様子をみましょう。

 

まとめ

ソーセージやウィンナーは子どもが好きな食べ物の一つですよね〜!調理も簡単だし、朝食にぴったり!ついつい食卓にそのまま出してしまいがちですが、塩分や脂質、その他添加物も多く子どもに好ましい食品ではないと思います。

特に離乳食完了期の子どもに与える場合は、塩抜きなど調理の工夫が必要です。濃い味に慣れてしまうと、その後味の薄い料理を食べてくれなくなることもあります。

ソーセージを与える場合のポイントは、食べやすい大きさに切って、塩抜きすること、量を多く与えないことです。レシピもぜひ参考にしてみてください。

 


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