【栄養士が教える!】離乳食完了期のおやつにおすすめ!クッキーレシピ4選
離乳食のクッキーはいつから?
1歳~1歳半ごろの離乳食完了期になると、エネルギーや栄養素を補うために1日1~2回のおやつが必要になってきます。このタイミングでクッキーをおやつとして与えるとよいでしょう。
ただし、市販されているクッキーは糖分や脂質が多すぎたりと幼い子供には向きません。ベビー用として売られているものや、手作りしてみるのもいかがでしょうか。
おやつを与えるタイミング
タイミングとしては離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)に入り、1日3回の食事と生活リズムが整ったタイミングで始めます。おやつは食事では足りないエネルギーや栄養を補うためのものなので、食事に影響が出ないように気をつけましょう。
1日1~2回のおやつを、毎日決まった時間に与えるのが理想です。夕食が18時ならばおやつは15時に与えておくなど、おやつを食べたあと、次の食事まで2~3時間空くようにしておくとよいですね。
離乳食完了期のおやつにおすすめ!クッキーレシピ4選
レシピ1.粉ミルクで作る簡単クッキー
〈材料〉
- 薄力粉 40g
- きなこ 5g
- 卵黄 10g
- 粉ミルク(牛乳でもOK) 20ml
- 砂糖 10g
〈作り方〉
1. オーブンを160℃に温めておく。
2. ボウルに材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。
3. 食べやすい大きさに丸め平たくし、オーブンで12分ほど焼く。
4. 大きさや機種によって焼成時間は異なります。
レシピ2.豆腐と米粉のクッキー
〈材料〉
- 米粉 60g
- きなこ 20g
- きび砂糖 10g
- こめ油 10g
- 豆腐 50g
〈作り方〉
1. オーブンを180℃に予熱しておく。
2. ボウルに材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。
3. 麺棒で5mmくらいの厚さにのばし、型で抜く。
4. オーブンで約15分ほど焼く。(焼き色がつかない場合は追加で焼く)
レシピ3.砂糖を使わない野菜クッキー
〈材料〉
- 米粉 40g
- かたくり粉 10g
- 卵 1個
- オリーブオイル 10g
- かぼちゃ 10g
- 人参 10g
〈作り方〉
1. オーブンを180℃に予熱しておく。
2. 野菜を柔らかく茹で、ペースト状に潰しておく。
3. ボウルに全ての材料を入れて、よく混ぜ合わせる。固すぎる場合は牛乳を少量加える。
4. 麺棒で5mmほどの厚さに伸ばして、型で抜く。
5. オーブンで15分ほど焼く。(焼き色がつかない場合は追加で焼く)
レシピ4.ごまきなこクッキー
〈材料〉
- 卵 1個
- 砂糖 大さじ1
- 胡麻 大さじ2
- 水 大さじ1
- サラダ油 大さじ1
- きなこ 30g
- 薄力粉 90g
〈作り方〉
1. オーブンを180℃に予熱しておく。
2. ボウルに材料を全て入れて混ぜ合わせる。
3. 麺棒で5mmの厚さに伸ばす。
4. 好みの形に切り抜き、オーブンで約20分ほど約(焼き色がつかない場合は追加で焼く)
離乳食完了期のクッキーに関するよくある質問
質問1.クッキーの形や大きさはどれくらい?
大きさは3cmほどを目安にし、平たいものやスティック状のものにすると、子どもが手づかみしながら食べやすいでしょう。小さいものはのどに詰まらせないよう注意してください。手づかみすることで、食への意欲も高まりますね。
質問2.卵・砂糖・バターは使用しても大丈夫?
おやつが始まる離乳食完了期は、卵・砂糖・バターいずれも食べて大丈夫です。しかし、砂糖やバターをたっぷり使うのは小さな子どもにはよくありません。
糖分や油の摂りすぎにならないよう、少量を心掛けてください。手作りのものだと調整しやすいですね。
質問3.市販のクッキーを与えても良い?
市販のものを与える際にはベビー用と記載されているものを選びましょう。大人と同じものでは、糖類や油の摂りすぎとなりますのでおすすめできません。
ベビー用のクッキーも食事と比べると、糖や油が多いので、与える量や頻度にも気をつけましょう。
まとめ
クッキーは手づかみをして食べることができ、食感や形を楽しんだりと小さな子どものおやつとしてぴったりですね。野菜を入れてみたりとアレンジも多く、ママ達も手作りを楽しめるのではないでしょうか。ぜひ、離乳食完了期のおやつとしてクッキーを活用してみてください。