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【栄養士が教える!】離乳食のうどんはいつから?目安量やおすすめレシピをご紹介します

2023.12.12
【栄養士が教える!】離乳食のうどんはいつから?目安量やおすすめレシピをご紹介します

 

離乳食のうどんはいつから?

うどんを早く与えたい場合は、おかゆに慣れた離乳食初期を開始した1ヶ月頃を目安にするとよいでしょう。初期に与える場合は潰してペースト状にしましょう。7ヶ月以降に与える場合はペースト状でなく、細かく刻んで食べさせることができます。

 

 

うどんの進め方

うどんの原材料はアレルギーがよくみられる小麦粉です。はじめて与える際は、やわらかく茹でたものをほんの少量与えます。アレルギーの有無が確認できるまでは、他の食材とは分けて単体で与えて数日様子をみましょう。病院に行ける日の午前中に与え、何かあればすぐに対処できるようにしておくとよいですね。

 

 

離乳食用うどんの調理ポイントは3つ

1.塩抜きする

うどんは製造過程で塩を使用する食品です。消化器官が未発達の赤ちゃんには負担がかかってしまいますので、しっかりと塩抜きをすることが大切です。

特に乾麺は生や冷凍うどんよりも塩分が高いので、気をつけましょう。たっぷりのお湯で通常の倍以上茹で、しっかりと水洗いすることで塩抜きをすることができます。しっかり茹でるとやわらかくなり、赤ちゃんも食べやすくなりますね。

2.茹で時間や長さを調整する

離乳食に使ううどんはパッケージに記載されている茹で時間よりも長くし、やわらかく仕上げましょう。茹でてもコシがしっかりと残るタイプのものは離乳食には向きません。

成長に合わせて食べやすいやわらかさや長さが変わるので、調整して調理しましょう。中期以降はキッチンバサミなどを使うと便利です。

  • ・離乳食初期:やわらかく煮てすりつぶし、だしなどでのばしてペーストに
  • ・離乳食中期:豆腐くらいの舌でつぶせるかたさに、長さは3ミリ前後
  • ・離乳食後期:バナナくらいの歯ぐきでつぶせるかたさに、長さは7ミリ前後
  • ・離乳食完了期:歯ぐきで噛める程度の固さ、長さは1~2センチ

3.薄い味付けにする

離乳食初期では味付けはせずに与えましょう。中期以降も赤ちゃんが嫌がらなければ、味付けなしでも大丈夫です。

味付けをする場合はだしや野菜スープなどを利用し、風味付け程度にしておくとよいですね。離乳食期はなるべく調味料を使用せずに、薄味に慣れさせておくことも大切です。

 

 

離乳食におすすめ!うどんレシピ3選

レシピ1.離乳食初期のうどん

(材料)

うどんゆで  10g

だし汁    100cc

(作り方)

1.やわらかくゆでたうどんをすり鉢などですりつぶす。

2.鍋に1のうどんとだし汁を少しずつ入れて、ペースト状になるまで混ぜながら弱火で煮込む。煮詰まらないように、だし汁は多めに用意しておくと便利です。

 

レシピ2.離乳食中期のうどん

(材料)

うどんゆで   40g

にんじん    5g

たまねぎ    10g

ほうれん草の葉 1枚

だし汁     100cc

片栗粉     適量

(作り方)

1.やわらかくゆでたうどんをみじん切りにしておく。にんじん、たまねぎ、ほうれんそうもやわらかくゆでてみじん切りにしておく。

2.鍋にだし汁と、1のうどんと野菜を入れて煮込む。水溶き片栗粉を少量ずつ入れながらかき混ぜ一煮立ちさせる。とろみがついたら完成。

 

レシピ3.離乳食後期のうどん

(材料)

うどんゆで   60g

ノンオイルツナ  5g

豆腐      10g

キャベツ    10g

にんじん    10g

(作り方)

1.やわらかくゆでたうどんは1〜2cmにカットしておく。

2.キャベツ、にんじんもやわらかくゆでて粗みじん切りにしておく。

3.鍋にだし汁と1のうどん、2の野菜、ツナ、1cm角に切った豆腐を入れて煮込む。

 

 

離乳食うどんに関するよくある3つの質問

質問1.うどんを与える際の注意点は?

うどんを与える際にはかたさや長さ、薄味などに気を付ける必要がありますが、ママ達が一番不安に思うのはアレルギーではないでしょうか。うどんは小麦粉から作られており、アレルギーを発症するケースも珍しくありません。

うどんを与える際は、病院に行ける日の午前中に少量を与えて様子をみましょう。すぐに湿疹や赤み、かゆみなどが出る場合と、時間が経ってから出る場合があります。数日間は他の食材とは分けて与え観察を続けてみてください。

質問2.離乳食に使いやすいうどんの種類は?

うどんには生めん、乾麺、冷凍うどんなどいくつか種類があります。

乾麺や冷凍うどんは茹でてもコシが残るものもありますので、そういったものは離乳食に向かないといえます。それぞれメリットとデメリットがありますので、使いやすいものを選ぶとよいですね。

  • 生めん・・・茹で時間が短く、塩が抜けやすいので調理が簡単。保存期間が短いので注意。
  • 乾麺・・・茹でる前にポキポキと折れるので、切る手間が省けます。塩分が高く、コシが残りやすいので、長い時間茹でる必要がある。
  • 冷凍めん・・保存期間が長く、レンジで調理ができるものも。塩分やコシが残りやすいので注意が必要。
  • 離乳食用うどん・・塩抜きが不要になっているものも。やわらかく仕上がり、調理が簡単にできるタイプが多くおすすめ。

質問3.うどんは冷凍保存できる?

うどんは冷凍保存をすることができます。成長に合わせた長さにカットしたうどんをゆでておき、1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと便利ですね。

冷凍する場合は調理後すぐにラップで包み、空気をしっかりぬいてください。食べる際は自然解凍ではなく、冷凍のまま鍋で加熱、または電子レンジで加熱することで、雑菌の繁殖を防ぎます。

冷凍うどんは1週間を目安に食べきるようにしましょう。

 

 

まとめ

離乳食期のうどんは好んで食べてくれる赤ちゃんが多く、調理も簡単なのでママ達にとっては嬉しい食材ですね。調理するときには大人の分も一緒に茹でて、味付けをする前に離乳食分を取り出すとさらに時短です。

アレルギーや塩ぬきなどいくつか気を付ける点はありますが、忙しいママ達にとって大活躍してくれる一品になること間違いないでしょう。

 


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