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【栄養士が教える】離乳食のレタスはいつから?固さや量の目安、おすすめレシピをご紹介!

2024.03.15
【栄養士が教える】離乳食のレタスはいつから?固さや量の目安、おすすめレシピをご紹介!

レタスはいつから与えていい?

レタスは繊維が多く、裏ごしが大変な食材です。噛むことができる中期以降から与えるのがおすすめです。やや苦みも感じられる食材なので、他の野菜に慣れてきてから挑戦してもよいでしょう。

 

 

【月齢別】離乳食で与えるレタスの固さ・量の目安

初期(生後5~6ヶ月ごろ)

繊維が多いので、初期のころはレタスは避けるのがおすすめです。与える場合は、やわらかく加熱してよく裏ごしましょう。

茹で汁を加えてとろとろにし、食べやすくしてあげてください。量の目安は大さじ1(15g)程度です。

中期(生後7~8ヶ月ごろ)

中期ではやわらかく加熱して、刻んだものをすり潰します。粗くつぶつぶが残っていても大丈夫ですが繊維が多いレタスのなので、食べにくいようでしたらまだ裏ごしてもよい時期です。

ゆで汁を加えてとろとろにしたものを与えてください。量の目安は大さじ1(15g)程度です。

後期(生後9~11ヶ月ごろ)

上手に噛めるようになってきたら、やわらかく加熱し3~4mm程にカットしたものを与えることができます。指でつぶせるくらいまでやわらかくなっていることを確認します。

食べる量が増えてきますが、レタスを与える量は大さじ1(15g)程度にして、他の野菜と組み合わせて与えてみましょう。

完了期(1~1歳半ごろ)

指でつぶせるくらいやわらかく加熱して、5mm~1㎝程度にカットしたものを与えましょう。やはり大さじ1(15g)程度までとし、他の野菜も一緒に与えるのがおすすめです。

 

 

離乳食に使用するレタスの調理ポイント

しっかり洗う

キャベツは畑で作られるため土や、虫、農薬がついている場合があります。離乳食の調理前にはしっかりと洗ってあげてください。ため水の中で振り洗いをしてあげると、汚れが落ちやすくおすすめです。

必ず加熱する

レタスを離乳食に使う場合は、必ず加熱します。やわらかくする目的の他に、万が一虫が残っていても死滅させることができます。

葉先は茹ですぎると溶けるので、沸騰したお湯に入れて1分ほど茹でて様子をみてみましょう。やわらかくなりにくい部分は5分ほどかかる場合もあります。必ず確認して、やわらかくない場合は再加熱してあげてくださいね。

繊維を断ち切るようにカットする

レタスは繊維が多いので裏ごしがしにくく、赤ちゃんが食べる際も噛みにくい食材です。調理の際は加熱したレタスを繊維を断ち切るようにカットしましょう。小さくカットしておくと、すりつぶしや裏ごしもしやすくなります。

 

 

離乳食に使用するレタスの保存方法

レタスを下処理した当日中に食べるなら、冷蔵保存がおすすめです。当日中といえども、食べる前には鍋や電子レンジでしっかりと加熱してくださいね。

日持ちをさせたいなら冷凍保存をすることができます。やわらかく茹でて、カットやすりつぶしなど下ごしらえしたレタスを、ラップに包むまたはフリーザーバックに入れて冷凍保存をします。目安1週間以内に使い切るようにして、使う時は必ず加熱解凍をしましょう。

 

 

離乳食におすすめ!レタスを使ったレシピ3選

レシピ1.レタス粥(中期)

(材料)

粥(時期に合わせた固さ)  50~70g

レタス       1/2枚

しらす       小さじ1

 

(作り方)

1. レタスはやわらかく茹でて刻んでおく。

2. しらすは茹でて塩抜きして刻んでおく。

3. 粥に1のレタスと2のしらすを混ぜる。

 

レシピ2.レタスのとろとろあん(後期)

(材料)

鶏ひき肉   15g

たまねぎ   10g

レタスの葉  1/2枚

だし     適量

水溶き片栗粉    適量

 

(作り方)

1. レタスと玉ねぎはやわらかくなるまで茹でて、粗みじん切りにしておく。

2. 小鍋にお湯を沸かしてひき肉を茹でて、ざるにあげる。

3. 2のひき肉を小鍋に戻し、1のレタスと玉ねぎも入れる。ヒタヒタになるくらいまでだしを入れ、中火で煮込む(目安5分)

4. 混ぜながら水溶き片栗粉を入れて、とろみをつける。

ごはんやうどんにかけるのもおすすめです。

 

レシピ3.レタスポテトサラダ(後期)

(材料)

サツマイモ    30g

レタス      1枚

ヨーグルト    大さじ1

 

(作り方)

1. サツマイモ一口大に切ってやわらかくなるまで茹でたあと、つぶしておく。

2. レタスはやわらかくなるまで茹でて、粗みじん切りにする。

3. 1のサツマイモと2のレタス、ヨーグルトをよく混ぜ合わせる。

 

 

離乳食レタスに関するよくある3つの質問

質問1.離乳食で生のレタスはいつから与えていい?

生のレタスは新鮮でよく洗ったものならば、1歳前後から様子をみながら少しずつ与えてみてもよいかもしれません。

ただし小さい子どもにとって、繊維が多いレタスは噛みにくく飲み込みにくい食材です。衛生面からも離乳食では加熱してから与えることが望ましいです。

質問2.離乳食でサニーレタスは与えていい?

サニーレタスも離乳食に使うことができます。ただレタスよりも苦みを感じやすく、慣れるまでは嫌がるかもしれません。レタスに慣れてから、少量ずつチャレンジがおすすめです。

質問3.レタスにアレルギーはある?

レタスはアレルギーを引き起こしやすい食材ではありませんが、まれにアレルギー症状が出ることもあります。初めて与える際は病院に行ける日の午前中に少量を与え、症状が出ないかよく観察しましょう。

 

 

まとめ

やや苦みがあり、飲み込みにくいレタスを嫌がる赤ちゃんは多いようです。繊維を断ち切るように細かく切ったり、他の食材と一緒に与えると食べてくれる子もいるようですよ。

大人のメニューがサラダの日に離乳食にも使ってみるなど、少しずつレタスに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 


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