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【栄養士が教える!】生後7〜8ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べない理由は?対処法もご紹介!

2024.01.05
【栄養士が教える!】生後7〜8ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べない理由は?対処法もご紹介!

 

生後7~8ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べない6つの理由

1.おなかが空いていない

生後7〜8ヶ月くらいの赤ちゃんは食べる量も少なく、活動量も少ないため消化に時間がかかってしまいお腹が空いていない可能性があります。

動く遊びが増えることにより、食べる量も増える子も多いようです。大人でもお腹が空いていない時は、食べることが難しいですよね。

2.離乳食より母乳・ミルクが好き

離乳食より母乳、ミルクが好きな子は、離乳食が進んでも母乳やミルクの量があまり減らずにお腹が満たされているのかもしれません。

食事の前には母乳やミルクを控える、授乳時間を短めにしてみるなど、タイミングや量を工夫するとよいかもしれませんね。量を減らす場合は離乳食をしっかりと食べられて栄養が摂れているか確認しながら行いましょう。

3.食べ飽きている

赤ちゃんはまだ集中することが難しく、ずっと座って食べることに飽きてしまう子もいます。メニューや食器を工夫して食べることに興味を持たせたり、他の事に興味がある場合は一度食事を中断してみるのもよいでしょう。

赤ちゃんがまた食べたい素振りをみせたら、食事を再開します。このころは集中力が続かなくて当たりまえくらいに考えて、頑張りすぎないようにしましょう。

4.味や食感が口に合わない

赤ちゃんにとって離乳食は初めて食べる食材が多く、また食感や舌触り味も初めての体験がほとんどです。食べた物をベーっと出して嫌がるのなら、味や食感が口に合わないのかもしれません。

固さや大きさなどを変えれば食べてくれることもありますし、とろみをつけて食べやすくしてみるのも効果的です。ざらっとしたのが苦手な子、みじん切りにすると食べる子など好みは赤ちゃんによってそれぞれです。その子に合った調理法で与えてみて、少しずついろいろな味や食感に慣れさせていきましょう。

5.好き嫌いが出てきた

このころの赤ちゃんは自己主張が強くなる子も多く、好き嫌いがはっきりしてくる子もいるのではないでしょうか。かぼちゃやさつまいもなどの甘味があるものと与えたり、だし汁で煮込んで旨味をプラスするなど、苦手なものは他の食材と一緒に与えてみるなどの工夫がおすすめです。

6.体調が良くない

普段はしっかり食べる子が食欲がない場合は、体調が良くない可能性があります。離乳食以外にもミルクや母乳もあまり飲まない、いつもよりグズりが激しい、熱があるなど他に体調不良のサインがないか注意深くみてみましょう。

赤ちゃんが体調を自分で伝えられるのは、もっと大きく成長してからです。注意深く観察してあげることで、体調が良くないことを気づいてあげられるでしょう。

 

 

離乳食を食べないときの対処法は5つ

1.活動的に過ごす

生後7〜8ヶ月ごろの赤ちゃんはまだハイハイもしていない子もいて、活動量が少なくなりがちです。まだ元気に動き回るのは難しくても、天気の良い日にお散歩やお出かけをすることは、赤ちゃんにとって刺激がたくさんです。

初めて見る景色や生き物、外で食事をしたり、日向ぼっこをするだけでも、たくさん食べてお昼寝もたっぷりしてくれるかもしれませんね。

2.離乳食の時間を変更する

離乳食中期では1日2回の食事を与えます。生活リズムを整えてることも大切ですが、今までと食事の時間をずらすことで、しっかりと食べてくれるようになることもあります。

朝起きてすぐにあまり食べないのならお昼前くらいに与えてみる、夕方の食事も少し遅くしてみるなど、赤ちゃんがお腹が空いていそうな時間に変更することで、普段よりもしっかりと食べてくれるかもしれませんよ。

3.スプーンを変える

離乳食を食べない子のなかにはスプーンを嫌がって食べない子もいるようです。金属の冷たさが苦手な子や、木製の舌触りが苦手な子、スプーンの形が大きすぎるなど嫌がる理由はさまざまです。

スプーンを嫌がるようにべーっと出すしぐさをしたり、別のスプーンで与えると食べる場合はスプーンを見直してみましょう。

4.食材や味付けを変える

離乳食中期になると使える食材が増え、少量なら調味料を使うこともできます。基本は薄味で、食べるならば調味料は必要ありません。しかし味付けをすることで食べてくれることもありますので、風味付け程度なら調味料を使用してみるのもよいでしょう。

メニューにバリエーションがあることで、楽しく食事ができますね。

5.楽しく食事する

赤ちゃんが食事に関心を持つためには、楽しく食事をすることが大切です。離乳食では、汚したり、食べなかったりと大変なことも多いですが、お母さんたちがピリピリしてしまうと赤ちゃんのも伝わってしまいます。

笑顔で話しかけたり、一緒に食べて美味しそうな表情をみせることで、赤ちゃんは食事が楽しいものと感じてくれます。

 

 

離乳食7ヶ月 食べないに関するよくある3つの質問

質問1.少量しか食べないけど大丈夫?

このころは食事だけでなく、母乳やミルクからも栄養をまだ摂っている時期です。量が少なくても体重が増えていて元気なら、焦る必要はありません。

母子手帳の成長曲線を確認しながら、活動量が増える時期まで様子をみてみるとよいでしょう。

質問2.ほしがらないときは与えなくていい?

お腹が空いていない時や他のものに興味が行ってしまう時などは、いったん食事を切り上げて欲しがったらまたあげてみるでも大丈夫です。

ただし、離乳食を食べないからとおやつを与えたり、母乳やミルクを与えすぎると赤ちゃんはいつまでも食事に関心を持たない可能性があるのでやめましょう。元気ならば無理に与えずに様子をみても大丈夫ですが、食事のリズムが崩れ過ぎないように注意しながら進めてください。

質問3.突然離乳食を食べなくなったときは?

今まで順調に離乳食を食べていても、赤ちゃんはいろんな理由で食べなくなることがあります。

家族としては心配かもしれませんが、たまに食べないことがあっても過度に心配する必要はありません。まだ栄養は母乳やミルクからも摂っていますので、元気ならば急に栄養が足りなくなり成長に影響することはありません。体重が順調に増えているか、グズりがひどくないか、体調が悪そうにしていないかなど、赤ちゃんの様子をよく観察することが大切です。

 

 

まとめ

家族にとって赤ちゃんが離乳食を食べなくなると心配になりがちですよね。

ただこの時期の赤ちゃんには、他のことに興味を持ったり、好き嫌いを主張するようになったりと、ちょっとしたきっかけで食べなくなることはよくあります。赤ちゃんの生活リズムを見直したり、食事を中断して遊ぶとお腹が空いて、案外すぐに食べてくれたりすることもありますよ。

もしも何食も食べない、元気がない、グズりが酷いなどの場合には病院に相談してくださいね。

たまには外でピクニックのように食事をしてみるなど、赤ちゃんもお母さんも気分転換をしてみるのも良いかもしれませんね。

 

 


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