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【幼児食】1歳半からおすすめする食事メニューはコレ!管理栄養士がご紹介します

2022.10.22
【幼児食】1歳半からおすすめする食事メニューはコレ!管理栄養士がご紹介します

 

1歳半は離乳食を卒業し、幼児食へ移行する目安になる時期です。

離乳食後は、ほとんどの食材が使えるようになり、食べられるものの幅は広がりますが、まだまだ発達段階に応じた味付けや調理が必要です。どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。

押さえておきたいポイントとメニューもご紹介するので参考にしてください。

1歳半の食事で押さえたい3つのポイント

 

ポイント1.味付け

子どものときに身に付けた食習慣は大人になっても続くため最初が肝心です。様々な食べ物の多くの味を経験することが幅広い味覚を作ります。

大人と子どもでは塩分摂取目標量・おいしいと感じる塩分濃度が異なるため、味付けに調整が必要です。離乳食に続き、幼児期でも薄味を心掛け、味付けは大人の半分を目安にしましょう。

ポイント2.栄養バランス

子どもが健やかに育つためにはどのような食事バランスを心がけるとよいでしょうか。幼児期に特に必要な栄養素としてあげられるのが、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンD、カルシウムなどです。

まずは主食・主菜・副菜をそろえた食事を基本にすることで、炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルをバランスよく摂りやすくなります。

また栄養バランスは1食の中で考えることも大切ですが、1日、1週間の中で考えるようにします。幼児期は気分のムラや食べムラもあるので1週間の中で栄養バランスを考えるようにすると気持ち的にもラクに過ごせるかもしれません。

栄養バランスを整えた食事を毎日作ることは大変なことです。作り置きをする、多めに作って冷凍保存するなど、ちょっとした意識で必要な栄養素を上手に取り入れることができますよ。

ポイント3.食べやすさ

離乳食が終わり、ある程度かたいものが食べられるようになると「もう何でも食べることができる」と思ってしまいがちですが、まだまだ口腔機能も消化機能も未発達です。

「噛まない」「なかなか飲み込まない」「吐き出す」「好き嫌い」「食わず嫌い」など離乳食は順調だった子どもが幼児食でつまづくこともよくあります。大切なことは「子どもに合わせた食事」を用意することです。食材の固さや大きさに仕上げるなど工夫しましょう。

 

〈1歳半ごろの固さ、大きさの目安〉

  • 固さ:歯ぐきで潰せるくらい
  • 大きさ:1~2㎝角くらい

 

また、自分で食べる意欲を引き出すため、手づかみしやすい料理にしたり、スプーンやフォークを準備しておくようにしましょう。

 

 1歳児におすすめする食事メニュー3選

①ツナとブロッコリーの炊き込みピラフ

炊飯器のスイッチひとつで忙しい日にもおすすめです。ブロッコリーは芯までやわらかく仕上がります。

 

〈材料〉2人分

  • ・米        180㏄
  • ・水        180㏄
  • ・コンソメ(顆粒)   小さじ1/2
  • ・ツナ            1缶(約80g)
  • ・玉ねぎ(みじん切り)    60g
  • ・ブロッコリー(小房)  40gにんにく(みじん切り)  1/4片分
  • ・オリーブオイル  大さじ1
  • ・白ワイン          小さじ2※酒でもOK
  • ・(塩 少々)

 

〈下準備〉

  • ・米は洗米し、吸水させ(30分~)、ザルに上げて水気を切る。
  • ・ツナは水気を除いておく。
  • ・ブロッコリーは子房に分けておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.炊飯器に米・水・コンソメ・オリーブオイルを加えひと混ぜする。その他の材料をすべて加え、炊く。
  2. 2.(味見をして、塩で味をととのえ)器に盛り付ける。

 

鶏ひき肉と豆腐のスティックハンバーグ

〈材料〉(2人分)

  • ・鶏ひき肉 100g
  • ・木綿豆腐 80g
  • ・塩 少々
  • ・白ねぎ 20g
  • ・人参  20g
  • ・油   小さじ1/2

A

  • ・しょうゆ 小さじ1/2
  • ・みりん  小さじ1/2
  • ・水    大さじ1

 

〈下準備〉

  • ・豆腐はペーパーに包んで重石をのせ、水切りしておく(約30分)。
  • ・白ねぎ、人参、ごぼうはみじん切りにしておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.耐熱容器に白ねぎ、人参を入れ電子レンジで加熱し(600W2分)、粗熱を取る。
  2. 2.ボウルに鶏挽き肉・塩を入れ、粘りがでるまで練り、豆腐・①を加え、よく練る。
  3. 3.4等分にし、空気抜きをしてスティック状に形を整える。フライパンに油を熱し、②を入れ焼く。
  4. 4.焼き色がついたら裏返し、Aを加え蓋をして蒸し焼きにし(弱火約5分~)取り出す。

 

③もりもり食べられるひじき煮

そのままはもちろんごはんに混ぜたり、卵焼きの具材にするなど、食物繊維、ビタミン、ミネラルがたっぷりのひじきを常備菜にして補いましょう♪

 

〈材料〉(2人分)

  • ・ひじき(乾燥) 10g
  • ・人参      30g
  • ・油揚げ     30g
  • ・ごま油     小さじ1/2

A

  • ・酒    大さじ1
  • ・みりん  大さじ1
  • ・しょうゆ 小さじ1
  • ・水    50㏄

 

〈下準備〉

  • ・芽ひじきはたっぷりの水(分量外)で戻し、水気をしっかりと切る。
  • ・人参は長さ2cm位のせん切りにする。
  • ・油揚げは油抜きをして水気を絞り、5mm角に切る。

 

〈作り方〉

  1. 1.フライパンにごま油を熱し、ひじき、人参、油揚げを加え中火で炒める(約5分)。
  2. 2.Aを加え、水分がなくなるまで煮込む。

 

1歳半のメニューに「冷凍幼児食」が活躍

 

生活のリズムも規則的になり、食事の回数も大人と同じになると、一緒に食事を囲めるのがうれしい半面、「毎日の献立を考えるのも食事を用意するのも大変!」だと感じることもあるのではないでしょうか。そんなパパママにおすすめなのが冷凍幼児食です。

電子レンジまたはお湯で温めるだけなので、さっと用意することができ、ご飯やパンと組み合わせるだけで子どもに必要な栄養素を手軽に用意することができます。また冷凍幼児食を使ったオムレツやチヂミなどアレンジメニューも楽しめます。

 


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