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【幼児食】1歳半におすすめするお昼ごはんはコレ!管理栄養士がご紹介します

2022.10.15
【幼児食】1歳半におすすめするお昼ごはんはコレ!管理栄養士がご紹介します

 

1歳半は離乳食を卒業し、幼児食へ移行する目安になる時期です。離乳食後は、食べられるものの幅は広がりますが、発達段階に応じた味付けや調理が必要です。

また自分でできることも増えると同時に、助けてほしい気持ちもある頃です。また興味が広がり食事に集中できないことはごくあたりまえの姿です。

今回は1歳半ごろの食事のポイントと昼食メニューのレシピをご紹介します。 

1歳半のお昼ごはんで押さえたいポイント

ポイント1.味付け

子どものときに身に付けた食習慣は大人になっても続くため最初が肝心です。様々な食べ物の多くの味を経験することが幅広い味覚を作ります。

大人と子どもでは塩分摂取目標量・おいしいと感じる塩分濃度が異なるため、味付けに調整が必要です。離乳食に続き、幼児期でも薄味を心掛け、味付けは大人の半分を目安にしましょう。

ポイント2.栄養バランス

子どもが健やかに育つためにはどのような食事バランスを心がけるとよいでしょうか。幼児期に特に必要な栄養素としてあげられるのが、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンD、カルシウムなどです。

主食・主菜・副菜をそろえた食事を基本に、ちょっとした意識で必要な栄養素を上手に取り入れることができます。

また栄養バランスは1食の中で考えることも大切ですが、1日、1週間の中で考えるようにします。幼児期は気分のムラや食べムラもあるので1週間の中で栄養バランスを考えるようにすると気持ち的にもラクに過ごせるかもしれません。

いつも同じにならないよう、いろいろな食材や旬の野菜を意識して取り入れます。昼食に何品もそろえるのは大変なことです。

かき玉汁や豚汁など、具材をいろいろ入れて野菜とたんぱく質を組み合わせることで、品数が少なくても栄養バランスが整います。

ポイント3.食べやすさ

離乳食が終わり、ある程度かたいものが食べられるようになると「もう何でも食べることができる」と思ってしまいがちですが、まだまだ口腔機能も消化機能も未発達です。

「噛まない」「なかなか飲み込まない」「吐き出す」「好き嫌い」「食わず嫌い」など離乳食は順調だった子どもが幼児食でつまづくこともよくあります。

大切なことは「発達をしっかりと見極め、発達段階に合った食べ物を与える。」ことです。その時々の口の形、機能に合わせた食材の固さや大きさに仕上げるなど工夫しましょう。

  • ・嚙み切りにくいもの、かたいものは切り込みを入れて嚙み切りやすく
  • ・野菜は2~3㎝程度に切りにし、繊維を断つように切る
  • ・スプーンで食べるならすくいやすい大きさ・濃度のもの、フォークなら刺しやすいかたさ・大きさにする

1歳児におすすめするお昼ごはん3選

おすすめ①豆腐の和風あんかけ

〈材料〉(2人分)

  • 絹ごし豆腐:200g
  • 枝豆(冷凍):60g
  • コーン(缶):25g

〈a〉

  • だし汁:150cc
  • しょうゆ:小さじ2
  • 塩:少々

〈b〉

  • くず粉:7g
  • 水:大さじ1

 

〈作り方〉

  1. 1.豆腐は食べやすい大きさに切り、軽く茹で器に盛り付けておく。
  2. 2.枝豆は解凍し、さやから出しておく
  3. 3.鍋にaとbを入れ、中火で熱する。沸騰したら、弱火にし、枝豆とコーンを加えひと煮立ちしたら、豆腐の上にかける。

 

★たんぱく質が豊富な豆腐を使たレシピです!

くず粉を使うことで、しっかりとろみがつき子供が食べやすくなります。

枝豆とコーンで色鮮やかに仕上がります♪

 

おすすめ②鶏だし豆乳スープうどん

〈材料〉(2人分)

  • ・うどん 160g
  • ・鶏ひき肉  80g
  • ・塩 少々
  • ・水 160㏄
  • ・酒 小さじ1
  • ・豆乳 160㏄
  • ・ほうれん草 20g

 

〈下準備〉

  • ・うどんは加熱し(パッケージよりも約1分長く茹でる)、流水で洗ってザルに上げ、水気を除き、2~3㎝に切っておく。
  • ・鶏肉は塩をもみ込み、下味をつけておく。
  • ・ほうれん草は塩少々(材料外)を入れた熱湯でやわらかく茹で、水に取って水気をしぼる。根元を除き、長さ1cmに切って再度よくしぼっておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.鍋に鶏肉・水・酒を入れ加熱し、沸騰したらアクを除き、煮る(約5分)。
  2. 2.豆乳・うどんを加え、沸騰しないように温める。
  3. 3.器に盛り付け、ほうれん草をのせる。

 

おすすめ③カット野菜deあんかけやきそば

〈材料〉(2人分)

  • ・中華麵 160g
  • ・豚もも薄切り肉(幅1㎝)40g
  • ・ごま油 小さじ1/2
  • ・酒   小さじ1/2
  • ・野菜炒め用サラダパック(キャベツ・もやし・人参)60ℊ

A

  • ・水 200㏄
  • ・鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/4
  • ・しょうゆ 小さじ1/4
  • ・みりん  小さじ1/4

 

  • ・片栗粉 小さじ1
  • ・水 小さじ2

 

〈下準備〉

  • ・中華麺は耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱(600W 2分~)し、2~3㎝に切っておく。
  • ・野菜炒め用サラダパックは、食べやすい大きさ(1㎝角)に切っておく。
  • ・片栗粉と水を合わせておく(水溶き片栗粉)。

 

〈作り方〉

  1. 1.鍋にごま油を熱し、豚肉を加え炒め、色が変わってきたら酒を加えアルコール分を飛ばす。
  2. 2.野菜炒め用サラダパックを加え炒め(約1分)、Aを加え煮込む(約5~10分)。
  3. 3.水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止める。
  4. 4.器に加熱した中華麺を盛り付け、③をかける。

 

おすすめ④鮭とさつま芋の炊き込みごはん

〈材料〉(3~4人分)

  • ・米 1合(180cc)
  • ・さつまいも(小) 1/2本(約100g)
  • ・甘塩鮭の切り身 1切れ
  • ・水 180㏄
  • ・酒 小さじ½

 

〈下準備〉

  • ・米は洗米し、吸水させ(30分~)、ザ ルに上げて水気を切っておく。
  • ・さつま芋は皮を除き、1cmの角切りにして水にさらし(10分~)、水気を切っておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.炊飯器に米・水を入れ、酒を加えて混ぜる。
  2. 2.さつまいも・鮭をのせて炊く。炊き上がったら鮭の骨を菜箸で取り除き、鮭をほぐしながらふんわりと混ぜる。

 

おすすめ⑤人参とほうれん草のナムル(副菜)

〈材料〉(2人分)

  • ・ほうれん草 20g
  • ・人参 20g
  • ・ごま油        小さじ1/4
  • ・塩        少々
  • ・お好みで白炒りごま        小さじ1/4

 

〈下準備〉

  • ・人参は皮を除き、長さ2㎝の千切り、やわらかく茹でておく。
  • ・ほうれん草は塩少々(材料外)を入れた熱湯(材料外)で茹で、水に取って水気をしっかりとしぼる。根元を除き、長さ2cmに切って再度よくしぼっておく。

 

〈作り方〉

  1. 1.ボウルにごま油・塩を入れて混ぜ、ほうれん草・人参・白炒りごまを加え、和える。

まとめ

 

離乳食から移行したあと、大人と同じように食事ができるようになるために重要な幼児食。子どもが食への興味を持ち、好き嫌いなく食べられるようになるためにも、きちんとした食習慣を身につけさせてあげたいですよね。

でも、幼児食は期間が長くて、毎回食事を作るのを負担に感じることも。そんなときはサンドイッチやおにぎりなど、手間の少ない食事ですませる、紙皿にして洗い物を減らす、周囲のサポートに頼るなど上手に息抜きをして。

ママ・パパが笑顔で一緒に食べることが、何よりおいしい食事になります。親も無理せず、心地よく過ごせる方法を見つけていきましょう。冷凍幼児食もぜひご活用ください。

 


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