
【管理栄養士が教える】基本からアレンジまで!ホタテを使った簡単幼児食レシピ3選

ホタテの簡単幼児食レシピおすすめ3選
レシピ1.やわらかホタテの野菜あんかけ(1歳頃〜)
🔸材料(1人分)
・ホタテ(ボイル・貝柱部分)…1個
・にんじん…10g
・玉ねぎ…10g
・だし汁…大さじ3(和風だし)
・片栗粉(とろみづけ用)…小さじ1/4(+水小さじ1で溶く)
🔸作り方
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ホタテは細かく刻むか、ほぐしておく。
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野菜をみじん切りにし、だし汁でやわらかくなるまで煮る。
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ホタテを加えてさらに加熱し、最後に水溶き片栗粉でとろみをつける。
🔸ポイント
✔️ ホタテは繊維がかたいため、細かく刻むのがおすすめ。
✔️ 野菜と一緒に煮込むことで甘みもアップし、食べやすくなります。
✔️ とろみの分量はお子様に合わせて様子見て調整してもOK!
レシピ2.ホタテと豆腐のふんわり焼き(手づかみOK・1歳半頃〜)
🔸材料(4~5個分)
・ホタテ(ボイル・刻み)…1個分
・木綿豆腐(しっかり水切り)…50g
・にんじん(すりおろし)…10g
・片栗粉…小さじ2
・青のり(あれば)…少々
🔸作り方
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ボウルに材料をすべて入れよく混ぜ合わせ、小判型に形を整える(4〜5個)。※水分が足らない場合は少量の水を足して調整しましょう。
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フライパンでごく弱火〜中火で両面を焼き、ほんのり焼き色がつくまで加熱する。
🔸ポイント
✔️ 手づかみでも崩れにくいので、食べやすさ◎。
✔️ 青のりの風味が食欲をそそります。苦手な場合はなしでもOK。
レシピ3.ホタテとキャベツの豆乳スープ(2歳頃〜)
🔸材料(1人分)
・ボイルホタテ(細かくほぐす)…1個分
・キャベツ(やわらかく茹でて刻む)…20g
・コーン(冷凍OK)…小さじ1
・無調整豆乳…100ml
・片栗粉(とろみづけ用)…小さじ1/2(+水小さじ1で溶く)
🔸作り方
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鍋に材料を入れ、弱火で煮る(豆乳はふきこぼれに注意)。
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全体に火が通り、野菜がやわらくなったら、とろみをつけて完成。
🔸ポイント
✔️ 牛乳アレルギーがある子にも使いやすい豆乳レシピ。
✔️ 優しい甘みで食欲がないときにも◎
✔️ とろみの分量はお子様に合わせて様子見て調整してもOK!
ホタテレシピでよくある3つの質問
質問1.ホタテは何歳から食べられる?
ホタテは加熱するとかたくなりやすいので、赤ちゃんが食べやすいように工夫が必要です。一般的には離乳後期(9〜11ヶ月頃)以降から、初めて与える時は、アレルギーの可能性もあるため慎重に、少量ずつ様子を見ながら与えるのがおすすめです。貝柱のやわらかい部分をよく加熱し、小さく刻んでからあげると安心ですよ。ホタテの黒い部分(ウロ)は必ず取り除きましょう。
質問2.ホタテにアニサキスはいますか?
ホタテには、魚に見られるようなアニサキスという寄生虫はほとんどいないとされています。ホタテに付着する可能性がある寄生虫は人体に害を与えない種類なので、加熱調理をきちんとすれば安心して食べられます。調理の際は新鮮なものを選び、衛生的に扱うことが大切です。
質問3.ホタテエキスは何歳から使えますか?
ホタテエキスは旨味成分を抽出した調味料で、離乳食中期(7〜8ヶ月頃)から使われることもありますが、離乳食後期(9〜11ヶ月)からが目安です。初めて使うときは、ホタテと同様、ごく少量から試して赤ちゃんの反応を見てくださいね。旨味が強いので、ほんの少しで味付けができるのも便利です。
まとめ
ホタテはやわらかい部分を活かせば、幼児食にもぴったりの食材。今回紹介した3つのレシピは、成長段階に合わせて楽しめる簡単アレンジばかりです。栄養価も高く、風味豊かなホタテで日々の食事をもっと楽しく、おいしく。ぜひご家庭で試してみてくださいね。