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【管理栄養士が教える】基本からアレンジまで!ひじきを使った簡単幼児食レシピ3選

2025.08.07
【管理栄養士が教える】基本からアレンジまで!ひじきを使った簡単幼児食レシピ3選

ひじきの簡単幼児食レシピおすすめ3選

レシピ1.ひじきとにんじんのやさしい煮物(1歳〜)

✅ひじきデビューにぴったり!だしのうまみと野菜の甘みで食べやすい和風の一品。

 

🔸材料(子ども約1〜2人分)

・乾燥ひじき…小さじ1(約0.8g)

・にんじん(せん切り)…15g

・油揚げ(油抜きして細かいせん切り)…15g

・和風だし(無塩)…大さじ3

・しょうゆ…1〜2滴(お好みで)

 

🔸作り方

  1. 1.乾燥ひじきはたっぷりの水で戻し、やわらかくなったら水を切り、子どもが食べやすいよう、必要に応じて細かく刻む。

  2. 2.鍋に具材、和風だしを入れて火にかけ、弱火で約10分、野菜がやわらかくなるまで煮る。

  3. 3.煮汁が無くなったら火を止め、お好みで醤油を数滴加え、さっと混ぜて完成。

 

🔸ポイント

✔️ 乾燥ひじきは水戻し&加熱で無機ヒ素をしっかりカット

✔️ 具材は年齢や成長に合わせて、食べやすい大きさ&やわらかさに調整

✔️ 煮汁が足りない時は、水やだしを少量ずつ加えて調整を

✔️ 醤油なしでも◎。風味づけなら1〜2滴ほどで十分!

 

レシピ2.ひじきと鶏ひき肉のやわらかつくね(2歳〜)

✅鉄分・たんぱく質がしっかり摂れる!手づかみ食べにもおすすめ!

 

🔸材料(小判型4〜5個分)

・鶏ひき肉(むね)…40g

・木綿豆腐(軽く水気を切る)…20g

・乾燥ひじき…小さじ1(約0.8g)

・にんじん(みじん切り)…10g

・片栗粉…小さじ1/2

・しょうゆ…お好みで1滴

・サラダ油(焼き用)…小さじ1/4

 

🔸作り方

  1. 1.乾燥ひじきはたっぷりの水で戻し、やわらかくなったら水を切り、子どもが食べやすいよう、必要に応じて細かく刻む。

  2. 2.ボウルに鶏ひき肉・豆腐・ひじき・にんじん・片栗粉・醤油を入れてよく混ぜる。

  3. 3.小さめの小判型に成形し、フライパンにサラダ油をひいて弱火で焼く(片面2〜3分ずつ、ふたをして蒸し焼き)。

  4. 4.火が通ったら完成。

 

🔸ポイント

✔️ ひじきと豆腐でやさしい風味&しっとり感UP

✔️ 食べやすいサイズに成形して、手づかみ食べにも◎

 

レシピ3.ひじきとツナのまぜごはん(3歳〜)

✅ 作り置きにも便利!ツナのうまみとひじきがごはんにマッチ。

 

🔸材料(子ども約1〜2人分)

・乾燥ひじき…小さじ1(約0.8g)

・ツナ(水煮・無塩タイプ)…1/2缶(約30g)

・にんじん(みじん切り)…10g

・ごはん…子ども茶碗1杯(約90~100g)

・しょうゆ…小さじ1/6

・みりん…小さじ1/4

・ごま油…小さじ1/4

 

🔸作り方

  1. 1.乾燥ひじきはたっぷりの水で戻し、やわらかくなったら水を切り、子どもが食べやすいよう、必要に応じて細かく刻む。

  2. 2.フライパンにごま油を熱し、ツナとにんじんを炒める。

  3. 3.ひじき・調味料を加えて全体がなじむまで炒める。

  4. 4.温かいごはんに③を加え、切るように混ぜて完成。

 

🔸ポイント

✔️ 混ぜごはんなら、ひじきが苦手な子も食べやすい!

✔️ ツナの旨みでごはんがすすむ♪

✔️ おにぎりにも◎、冷凍保存OK!食べる前にしっかり温め直してね

 

幼児食 ひじきレシピでよくある3つの質問

質問1.ひじきには毒がありますか?

▶️ ひじきには「無機ヒ素」という成分が微量に含まれますが、水洗いやゆでこぼしなどの下処理をきちんと行えば、約90%近く減らせることがわかっています。
正しく調理されたひじきを適量摂り入れる分には、健康への影響はほとんど心配ありません。

質問2.ひじきは何歳から食べられる?

▶️ ひじきは、離乳食中期(生後7~8か月ごろ)から少量ずつ取り入れることができます。
乾燥ひじきを使う場合は、たっぷりの水で戻し、戻し汁は使用せずにしっかり水洗い・加熱調理することが大切です。生ひじき(加熱済みのもの)も、使う前にさっと洗って加熱することで、より安心です。
離乳食・幼児食では、やわらかくなるまで火を通し、細かく刻んでから与えるようにしましょう。ひじき特有の風味や食感に慣れていない子も多いため、初めて与える際は少量からスタートし、様子を見ながら進めてください。

質問3.ひじきを毎日食べても大丈夫ですか?

▶️ ひじきは鉄分やカルシウムなどの栄養が豊富な食材ですが、「無機ヒ素」が微量に含まれるため、毎日たくさん食べることはおすすめされていません。
厚生労働省は、成人を基準に「1日4.7g(乾燥ひじきの状態)」未満であれば問題ないとしていますが、体の小さい幼児の場合は、1食あたり乾燥ひじき1g未満を目安に、週1〜2回の頻度で取り入れるのが安心です。
ひじきに限らず、どんな食材も“毎日たくさん食べる”のではなく、さまざまな食材をバランスよく取り入れることが大切です。下処理をきちんとしたひじきを、煮物や炒め物などに少しずつ活用してみましょう。

まとめ

やさしい味わいと栄養がたっぷり詰まったひじきは、幼児期の食事にも少しずつ取り入れていきたい食材のひとつ。
下処理をきちんとすれば、安心して使うことができ、煮物やまぜごはんなど幅広いメニューにアレンジできます。
今回紹介したレシピやQ&Aを参考に、お子さんの成長や好みに合わせて、無理のないペースでひじきを楽しんでみてくださいね!



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