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【管理栄養士が教える】基本からアレンジまで!いんげんを使った簡単幼児食レシピ3選

2025.07.04
【管理栄養士が教える】基本からアレンジまで!いんげんを使った簡単幼児食レシピ3選

いんげんの簡単幼児食レシピおすすめ3選

レシピ1.やわらかいんげんのごま和え(1歳半〜)

✅やわらかく茹でたいんげんを細かく刻み、甘めのごまだれで和えた一品。ごま和えデビューにもぴったり!

 

🔸材料(子ども約1〜2人分)

・いんげん(筋を取ったもの)…2〜3本(約20g)

・すりごま(白)…小さじ1

・砂糖…小さじ1/4

・しょうゆ…1〜2滴(お好みで)

 

🔸作り方

  1. 1.いんげんは筋を取り、柔らかくなるまで塩なしで茹でる(目安:約2〜3分)。

  2. 2.冷水にとって粗熱を取り、1cm以下に刻む(繊維を断つようにカット)。

  3. 3.すりごま・砂糖・しょうゆと一緒に和えて完成。

 

🔸ポイント

✔️ いんげんは必ずやわらかく茹でて、しっかり刻むのがポイント

✔️ 幼児には消化しやすく風味もやさしい「すりごま」がおすすめ

✔️ ごまはアレルギーに注意し、初めて食べさせる時はごく少量からスタートを


レシピ2.いんげんとひき肉の甘辛そぼろ煮(2歳ごろ〜)

✅ごはんが進む甘辛味!少量でもしっかり栄養がとれるおかず

 

🔸材料(子ども約1〜2人分)

・いんげん(やわらかく茹でたもの)…4本(約40g)

・鶏ひき肉…50g

・玉ねぎ…20g

・しょうゆ…小さじ1/4

・みりん…小さじ1/2

・砂糖…少々

・水…大さじ2

・サラダ油…小さじ1/4(炒め用)

 

🔸作り方

  1. 1.いんげんはやわらかく茹で、1cmほどの小口切りに。玉ねぎはみじん切りにする。

  2. 2.フライパンに油を熱し、ひき肉と玉ねぎを炒める。

  3. 3.肉の色が変わったらいんげん、水、調味料をすべて加えて軽く煮詰める。

  4. 4.汁気が少なくなったら完成。

 

🔸ポイント

✔️ しっかりめの味付けなのでごはんに混ぜても◎

✔️ いんげんはやわらかく茹で、細かく刻むことで食べやすさUP

✔️ ひき肉は脂の少ないものを選ぶと幼児向けにも安心!

 

レシピ3.いんげんとツナのチーズオムレツ(3歳〜)

✅ 手軽な材料で野菜もしっかりとれるおかず。朝食にもおすすめ!

 

🔸材料(子ども約1〜2人分)

・いんげん(やわらかく茹でたもの)…2〜3本(約20g)

・ツナ(ノンオイル/水煮)…1/4缶(約20g)

・卵…1個

・粉チーズ…小さじ1

・牛乳…大さじ1

・サラダ油…小さじ1/2(焼く用)

 

🔸作り方

  1. 1.いんげんはやわらかく茹でて5mm幅に刻む。

  2. 2.ボウルに卵、牛乳、粉チーズを入れてよく混ぜ、ツナといんげんを加える。

  3. 3.フライパンに油を熱し、卵液を流し入れる。弱めの中火でふたをして焼く。

  4. 4.表面が固まってきたら、半分に折るか、両面を焼いて中まで火を通す。

  5. 5.食べやすい大きさに切って完成。

 

🔸ポイント

✔️ 粉チーズのコクで塩分控えめでも満足感◎

✔️ ツナはノンオイル or 水煮タイプを使用し、汁気はしっかり切って

✔️ 食べやすくカットすれば、お弁当にもぴったり!

✔️ 卵の代わりには「豆腐」や「すりおろしじゃがいも」がおすすめ!また牛乳の代わりに「無調整豆乳」や水でも代用できます。

 

幼児食 いんげんレシピでよくある3つの質問

質問1.いんげんは何歳から食べられますか?

▶️ いんげん(さやいんげん)は、離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から取り入れることができます。

ただし、筋があり繊維も多いため、やわらかく加熱して筋を取り除き、細かく刻む・裏ごしなど調理の工夫が必要です。初期からペーストで与えることも可能ですが、消化に負担がかかる場合もあるため、中期以降に少量から始めるのが安心です。

質問2.いんげんには毒性がありますか?

▶️ 一般的な「さやいんげん」(若い莢)は、十分に加熱すれば毒性の心配はありません。

ただし、「いんげん豆(乾燥豆)」にはレクチンという成分が含まれており、生で食べるとおう吐や下痢などの中毒症状を起こす可能性があります。

このため、乾燥豆は必ず茹でこぼしや十分な加熱が必要です。幼児食で使うさやいんげんも、柔らかくなるまで火を通し、筋を取り除いたうえで小さく刻むなど、調理に配慮しましょう。

質問3.いんげんを加熱する時間は?

▶️ インゲンはお湯で茹でても、電子レンジで加熱してもOKですが、幼児食ではやわらかめに加熱するのが基本です。

初めて食べさせる7〜8ヶ月頃から1歳くらいまでは、歯ぐきでつぶせるやわらかさを目安にしましょう。10〜30g(2〜6本程度)のいんげんを使う場合、茹でる際は約2〜3分、電子レンジならラップをかけて約1分30秒〜2分程度が目安です。

1歳半〜2歳頃になると、少し噛みごたえのあるやわらかさでも無理なく食べられるようになります。この時期は茹で時間で約1分半〜2分、レンジ加熱では約1分〜1分30秒ほどが目安です。

3歳以降は噛む力も育ってくるため、やや歯ごたえを残した加熱でもOKです。茹でる場合は約1分〜1分半、レンジ加熱では40秒〜1分程度が目安となります。

お子さんの成長や食べる様子に合わせて、やわらかさや加熱時間を調整してみてくださいね。

まとめ

やさしい甘みとシャキッとした食感が魅力のいんげんは、幼児食にもぴったりの野菜。
和え物や炒め物、オムレツなど幅広いメニューに活用でき、彩りや栄養バランスもぐっとアップします。加熱時間を調整すればお子さんの成長に応じた工夫もしやすく、食べ慣れない野菜も少しずつ楽しめるようになりますよ。
今回紹介したレシピやQ&Aを参考に、お子さんの「食べてみたい!」につながるひと皿を、ぜひ作ってみてくださいね!



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