
【栄養士が教える】基本からアレンジまで!麻婆茄子の簡単幼児食レシピ3選

麻婆茄子を幼児向けに作るコツ
幼児向けに麻婆茄子を作る際には、辛くない味付けにしましょう。子どもが食べやすいように少し甘めで味付けが濃くなりすぎないようにします。また水溶き片栗粉がダマにならないようしっかりと混ぜてから加えましょう。
幼児食で麻婆茄子を与える際の注意点
やわらかい食材でも具材が大きいと小さな子どもには食べにくく、上手に飲み込むことが出来ない場合があります。また大人と同じ味付けでは、子どもには辛い場合や味付けが濃すぎる場合もあります。具材の大きさや味付けは年齢に合わせて調整してあげてくださいね。
麻婆茄子の簡単幼児食レシピおすすめ3選
レシピ1.離乳食完了期からの麻婆茄子
(材料)作りやすい分量
なす 1本(中くらい)
鶏ひき肉 40g
玉ねぎ 1/8個
しいたけ 1個
だし汁 200cc
みそ 小さじ1/2
(作り方)
1.茄子は皮をむいてみじん切りにしてから5分ほど水にさらして、水気を切る。たまねぎ、しいたけはみじん切りにしておく。
2.温めたフライパンに油をひき、中火で鶏ひき肉を炒める。火が通たら、1の茄子、たまねぎ、しいたけを加えてしんなりするまで炒める。
3.だし汁を加えて弱火~中火で茄子がやわらかくなるまで煮込む。
4.火を止めて味噌を溶く。
レシピ2.ケチャップ麻婆茄子
(材料)2~3人分
豚ひき肉 200g
茄子 3本(中くらい)
長ネギ 1/2本
水 200cc
★ケチャップ 大さじ1
★みそ 大さじ1
★酒 大さじ1
★鶏ガラスープの素 小さじ1
★しょうゆ 小さじ1
★砂糖 小さじ1
水溶き片栗粉 大さじ1
ごま油 大さじ1
(作り方)
1.茄子はヘタを落として、食べやすい大きさの乱切りにする。5分ほど水にさらして水気を切る。長ネギはみじん切りにする。
2.★の調味料は合わせておく。
3.温めたフライパンにごま油をひき、弱火で長ネギを香りがたつまで炒める。豚ひき肉を加えて中火にし炒め、色が変わってきたら茄子を加えてしんなりするまで炒める。
4.水と2の調味料を加えて中火で一煮立ちさせる。弱火にして水溶き片栗粉を回し入れ、とろみがつくまで加熱する。
レシピ3.生姜入り麻婆茄子
(材料)2~3人分
豚ひき肉 200g
茄子 3本(中くらい)
長ネギ 1/2本
★生姜すりおろし 小さじ1
★にんにくすりおろし 小さじ1
★しょうゆ 大さじ1/2
★みそ 大さじ2
★みりん 大さじ1
水 200cc
ごま油 大さじ1
水溶き片栗粉 大さじ1
(作り方)
1.茄子はヘタを落として、食べやすい大きさの乱切りにする。5分ほど水にさらして水気を切る。長ネギはみじん切りにする。
2.★の調味料は合わせておく。
3.温めたフライパンにごま油をひき、弱火で長ネギを香りがたつまで炒める。豚ひき肉を加えて中火にし炒め、色が変わってきたら茄子を加えてしんなりするまで炒める。
4.水と2の調味料を加えて中火で一煮立ちさせる。弱火にして水溶き片栗粉を回し入れ、とろみがつくまで加熱する。
幼児食麻婆茄子でよくある3つの質問
質問1:麻婆茄子を子供に食べさせるのはいつから?
具材や味付けに気を付けることで離乳食完了期の1歳~1歳6カ月ごろから食べることができます。離乳食完了期ごろで与える際は具材の大きさだけでなく、固さや使用する調味料にも気を付けましょう。
質問2:子供はいつから香辛料を食べられますか?
スパイスの種類にもよりますが、にんにくやしょうが、カレー粉などのスパイスは1歳半ごろから食べることができます。スパイスを少量上手に使うことで、子どもの味覚を広げ食育にも役立ちます。唐辛子などは小さな子どもには刺激が強すぎるので避けましょう。
質問3:麻婆茄子は体に良い?
茄子にはビタミンC、ビタミンB群、カリウム、食物繊維など子どもの健康と成長に必要な栄養素が含まれています。麻婆茄子にすることで他の野菜の栄養素やひき肉のたんぱく質なども一緒に摂ることができます。
まとめ
茄子は苦手という子も多いですが、茄子には子どもにも大人にも摂って欲しい栄養素がたくさん含まれています。小さく切って麻婆茄子にすることで、程よいとろみがつき、小さなこや茄子が苦手な子も食べやすくなります。
子どもに作ってあげるときには、皮にハリとツヤがあり、ずっしりとした新鮮な茄子で作ってあげてくださいね。