
【栄養士が教える】基本からアレンジまで!炊き込みご飯の簡単幼児食レシピ3選

炊き込みご飯を幼児向けに作るコツ
炊き込みご飯をおいしく作るコツは、具材はお米の重量の80%の重さがバランスが良く仕上がります。また1種類ではなく数種類の具材を入れることによってうま味が増します。 白米を炊くときと同じ水量に調味料を加えて炊くとべたついた仕上がりになります。調味料を加えた分水は減らし、塩や醤油以外に少量の酒を加えて炊飯すると炊き上がりがべたつきにくいようです。
また具材を加えた後に混ぜると、炊くときに対流の邪魔をして炊きムラの原因になります。具材や調味料を加えたら混ぜずに炊きましょう。
幼児食で炊き込みご飯を与える際の注意点
小さなこどもに炊き込みご飯を作る際は、具材の大きさや硬さ、濃い味付けにならないように注意しましょう。
予約機能を利用して炊き込みご飯を炊くと腐敗の原因になりますので、具材を加えたらすぐに炊きましょう。
炊き込みご飯の簡単幼児食レシピおすすめ3選
レシピ1.ひじきの簡単炊き込みご飯
(材料)3~4人分
米 2合
にんじん 1本
乾燥ひじき 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
粉末だし 大さじ1/2
(作り方)
1. 乾燥ひじきはパッケージに記載の時間で水で戻しておく。米は洗ってお釜の2号の目盛りの量の水に浸しておく。
2. にんじんは細切りにする。
3. お米から大さじ2の水をすくいだし、しょうゆ、みりん、粉末だし、水気をきったひじきとにんじんを加える。
4. 炊飯器の炊飯スイッチを押し、炊き上がったらすぐに混ぜる。
レシピ2.ツナとめんつゆの炊き込みご飯
(材料)3~4人分
米 2合
にんじん 1本
ツナ缶(ノンオイル) 1缶
めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ5
(作り方)
1. 米は洗ってお釜の2号の目盛りの量の水に浸しておく。
2. にんじんは細切りにしておく。
3. お釜から大さじ5の水をすくい出し、めんつゆを入れて軽く混ぜる。ツナ缶とにんじんを加え、炊飯スイッチを押す。
4. 炊き上がったら混ぜ蒸らす。
レシピ3.鯖缶の栄養たっぷり炊き込みご飯
(材料)3~4人分
米 2合
サバの水煮缶 1缶
にんじん 1/3本
しいたけ 2個
ごぼう 1/3本
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
(作り方)
1.米は洗ってお釜の2号の目盛りの量の水に浸しておく。
2.ごぼうとにんじん、しいたけは細切りにしておく。
3. お釜から大さじ3の水をすくい出し、しょうゆとみりんを入れて、サバの水煮缶を汁ごと加え、2のごぼうとにんじん、しいたけを加える。
4. 炊飯スイッチを押し、炊き上がったら混ぜ蒸らす。
幼児食 炊き込みご飯でよくある3つの質問
質問1:炊き込みご飯は何歳から食べられますか?
炊き込みご飯は、離乳食中期(生後7〜8ヵ月)、後期(生後9〜11ヵ月)ごろの軟飯やある程度の固形物が食べられるようになってから与えるようにしましょう。
離乳食の炊き込みご飯はできるだけ素材の味だけで調理し、必要ならばだしやしょうゆを風味付け程度使用しましょう。
質問2:炊き込みご飯は炊けたらすぐに混ぜる?
炊き込みご飯は炊けたらすぐに混ぜましょう。混ぜてしばらく蒸らしてあげると、具とごはん馴染んで美味しく仕上がります。
質問3:丸美屋の釜めしは何歳から食べられる?
特に対象年齢は設定されてないようです。ホームページでは
「離乳食が完了しているお子様ならお召し上がりいただけます。」と記載があります。
こどもの年齢に合わせて具材を小さくカットしたり、ご飯と具材の割合を調整して味を薄くしてあげるとよいですね。
まとめ
炊き込みご飯はお米と野菜とお肉や魚も一度に食べることができ、育ち盛りのこどもの食事におすすめのメニューです。離乳食期には少しずつ食材の種類を増やしましょう。栄養補給としてたくさん動いて遊ぶこどものおやつにもピッタリです。