
【栄養士が教える】基本からアレンジまで!そうめんの簡単幼児食レシピ3選

そうめんを幼児向けに作るコツ
幼児向けにそうめんを調理する際は、子どもの年齢に合わせて長さを調整する必要があります。長すぎて食べにくい場合はゆでる前に折っておくと、後からカットする手間がありません。味付けも濃い味にならないよう調味しましょう。
幼児食でそうめんを与える際の注意点
小さな子どもの味付けはできるだけ素材の味を活かし、薄味にしましょう。濃い味に慣れてしまうと生活習慣病などの原因となってしまう可能性もあります。
また作ったものは雑菌が増える可能性があるので常温のまま放置せずにすぐに食べる、または冷蔵保存して当日中に食べきるようにしましょう。
そうめんの簡単幼児食レシピおすすめ3選
レシピ1.豆腐のそうめんチャンプルー
(材料)2~3人分
そうめん 1束
にんじん 20g
たまねぎ 20g
豆腐 100g
かつおぶし 大さじ2
しょうゆ 小さじ1
酒 小さじ1
ごま油 小さじ2
(作り方)
1. 豆腐はキッチンペーパーなどで水気をしっかりときる。
2. たまねぎは薄切りに、にんじんは千切りにしておく。
3. そうめんは袋に表示の時間で茹でたあと、ざるで水洗いをし、水気をきっておく。
4. フライパンに弱~中火でごま油を熱し、玉ねぎとにんじんをしんなりとするまで炒める。豆腐をくずしながら加え、さらに炒める。
5. しょうゆと酒を加え、馴染ませるように炒め、かつおぶしを加えて炒め合わせたら火を止める。
レシピ2.納豆とほうれんそうのにゅう麺
(材料)1~2人分
そうめん 50g(1束)
納豆 1パック
ほうれんそう 2枚
だし汁 300cc
しょうゆ 小さじ1
(作り方)
1. そうめんは適当な長さに折ってから、袋に記載の時間で茹でて、ざるでよく水洗いする。
2. 納豆はざるにあけ、熱湯を回しかけてぬめりを軽くとる。
3. ほうれん草は茹でて冷水にさらしてよく絞り、食べやすい大きさにカットし、もう一度絞っておく。
4. 鍋にだし汁を入れ沸騰させる。1のそうめんとほうれんそう、納豆を加えて一煮立ちさせ、しょうゆで味を整える。
レシピ3.そうめんチヂミ
(材料)2~3人分
そうめん 50g(1束)
ツナ缶(ノンオイル) 1缶
コーン缶 大さじ2
青のり 大さじ1
片栗粉 大さじ2
小麦粉 大さじ1
ごま油 適量
(作り方)
1. そうめんを半分に折り、袋に記載の時間で茹でておく。
2. ボウルに水気をきったそうめんとツナ、コーン、青のり、片栗粉、小麦粉を入れて混ぜる。
3. フライパンに油をひき、弱火で温めて2の生地を流しいれる。弱火から中火で両面焼き色がつくまで焼く。
幼児食そうめんでよくある3つの質問
質問1:幼児がそうめんを食べる量は?
そうめんは商品によりますが、乾麺状態で1束およそ50gの商品が多いようです。1束を茹でると水分を含みおよそ3倍の140gほどになります。
3歳から5歳の子どもの目安量は茹で上がりで140g、乾麺で1束が目安となります。2歳ごろの目安は茹で上がりで80gほど、離乳食期では下記の量が目安となります。子どもの成長に合わせて調整をしてください。
7~8か月頃 大さじ1杯強~1杯半 (約10~15g)
9~11か月頃 大さじ1杯半~3杯弱 (約15~25g)
12か月以降 大さじ3杯弱~3杯半 (約25~30g)
質問2:そうめんにめんつゆを何歳からつける?
めんつゆは離乳食後期である9~11か月ごろから使用できます。しかし、離乳食期のうちはできるだけめんつゆは使わずに素材の味を活かして、薄味を心がけましょう。離乳食でめんつゆを使う場合は、大人の5倍以上に薄めての使用がよいでしょう。少量ずつ加えて風味付け程度の味付けで十分です。
質問3:大人と同じそうめんはいつから食べられる?
大人と同じ冷やしたそうめんを食べることができる目安は離乳食完了期の1歳を過ぎてからです。大人と同じといっても、面の長さや味付けの濃さには気を付けてあげましょう。
まとめ
そうめんは喉越しがよく、大人にも子どもにも人気のメニューですね。調理も簡単で、アレンジの幅も広いのでお母さんたちには強い味方となる食材ではないでしょうか。野菜やお肉、魚と一緒に料理すれば栄養満点の1品が作れますので、ぜひ活用してくださいね。