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幼児期に積極的に摂りたい栄養と食材について紹介します

2022.05.31
幼児期に積極的に摂りたい栄養と食材について紹介します

 

 

子どもは食べて栄養を摂ることで、体の臓器や筋肉、骨、血管、皮膚などが育ち、脳も成長していきます。

覚えておきたいのは、体の部位がずっと同じスピードで成長するわけではないということです。特に脳や神経系は幼児期にほかの時期にくらべて急速に成長することを知っていますか?

この時期に必要な栄養と食材について紹介します。 

幼児期に不足しがちな栄養

大人と違って子どもは体を大きくするために、それだけ栄養をたくさん必要とします。子どもは大人とくらべて、体重1kgあたりで見ると、エネルギーは約2倍、たんぱく質は約1.5倍、鉄・カルシウムは2~3倍も多くとらなければなりません。そのために特に意識したい栄養素が「鉄」「カルシウム」「たんぱく質」です。

血液をつくる鉄はたんぱく質とセットで、血液の赤血球中のヘモグロビンをつくります。そのため、鉄が不足するとヘモグロビンがうまくつくれなくなり、酸素を十分に運搬できなくなってしまいます。疲れやすい、だるい、集中力がないなどの症状も、鉄不足による貧血が背景にある可能性があります。また鉄は吸収率が低い栄養素です。動物性の食品から意識して鉄を摂るのがおすすめです。毎日、コツコツと食べて鉄をチャージしましょう。

 

〈食材〉

かつお、まぐろ、レバー、豚ヒレ肉、牛もも赤身肉、あさり、ほうれん草、ひじき、納豆、豆腐、プルーンなど

<POINT>

吸収率の低い鉄はビタミンCを多く含む赤ピーマン、ブロッコリー、じゃがいも、レモン、オレンジなどと一緒に食べると吸収率UP!

 

カルシウム

骨を強くし、身長を伸ばすために必要な栄養素がカルシウムです。男子は14~16歳ごろ、女子は12~14歳ごろに、骨量がピークになります。

子どもの骨は、骨端線という軟骨組織があります。骨端線が思春期に閉じるとともに身長の急激な伸びは終わってしまいます。

また吸収したカルシウムを効率よく骨に利用するには、適度な運動が必要です。日本の幼稚園児を対象にした研究では、男の子は「運動系の習い事」女の子は「毎日の運動習慣」が骨の強度を高めることが分かっています。

室内遊びが増えていますが、外で日光を浴び、運動をする時間も持ちたいですね。

 

〈食材〉

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、いわしやちりめんじゃなどの小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、小松菜、水菜、ひじきなど

<POINT>

カルシウムは骨や歯の材料になるほか、マグネシウムとセットで働きます。カルシウムだけでなく両方とも不足しないことが大切。

マグネシウムは、魚介や大豆製品、海藻などに多く含まれます。一方ベーコンやソーセージなどのねり物やスナック菓子に含まれるリンは、カルシウムを体外に排出してしまうのでなるべく避けるようにしましょう。

たんぱく質

たんぱく質は体を構成する栄養素です。子どもは体を大きくするために、たくさんのたんぱく質を必要とします。

体をつくるたんぱく質は、20種類あり、このうち9種類(乳幼児は10種類)のアミノ酸は体内で十分に合成することができず、毎日の食事から摂る必要があります。9種類すべてのアミノ酸が基準値を満たすと効率よくたんぱく質を利用することができます。

そのためには9種類のアミノ酸をすべて含む食材(卵、ヨーグルト、肉・魚類)、もしくはいろいろな食材を組み合わせて、欠けているアミノ酸を補うことがおすすめです。

 

〈食材〉

卵、ヨーグルト、肉類(牛肉、鶏肉、豚肉)、魚

 

その他の大切な栄養素

6歳までに急速に成長するのが脳です。赤ちゃんの脳には、すでに大人と同じ数の神経細胞がありますが、働きは未熟です。

生まれてから五感がさまざまな刺激を受けることで神経細胞同士がつながり、神経回路のネットワークがつくられていきます。

この時期に脳をつくるために必要な栄養素を心がけたいです。脳の成長のために必要なのが「DHA」。DHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚の脂に多く含まれる必須脂肪酸で、脳の神経細胞の主な主成分となって、神経伝達をスムーズに行い、脳の働きを高めてくれます。

〈食材〉

まぐろ、かつお、ぶり、さば、さんま、いわしなどの青背の魚、鮭、うなぎ、ツナ缶やさば缶、ちりめんじゃこなど

 

幼児期は栄養不足になりやすい?

幼児期は一度にたくさんの量を食べることができないので、3食のごはんだけではカロリーやその他の栄養素が不足してしまいます。

そのため、3食のごはんの他に、おやつ(補食)が必要です。3歳までは朝10時と3時、3歳からは3時のおやつで不足しやすい栄養素を補いましょう。

不足しやすい「鉄」「カルシウム」「たんぱく質」を手軽に補えるおやつを選ぶとよいですね。

カルシウムが多く、おやつとしてすぐ出しやすいものは、牛乳、チーズなどです。他にもおやつ用の味付け小魚などもあります。おにぎりやサンドイッチ、ホットケーキ、ピザやふかし芋などご飯に近いものもおすすめです。

子どもの栄養状態は年々悪化しています。忙しいママパパにとって食事作りは大変ですが、カロリーや量を食べていたとしても、必要な栄養素が足りていなければ、身長・体重が伸び悩み、体に不調がでてしまいます

上手くやりくりしながら、必要な栄養素を意識した食事を与えていきましょう。

幼児に必要な栄養が摂れる冷凍幼児食「Tot Plate」

TotPlateは、鉄、カルシウム、たんぱく質など幼児期に不足しやすい栄養素を意識し、身体を作るために必要な肉・魚・大豆製品、身体の調子を整えるために必要な野菜を使用しています。

また化学調味料・保存料・着色料は不使用。食材は国産品を使用(固形トマト(イタリア産)を除く)しています。

こだわりの優しい調味料を使って、子どもの味覚に合わせた味付けしています。

出汁:添加物を使わずに10時間かけてじっくりと煎じ詰める昔ながらの煮釜方式で作ったお出汁を使用しています。原材料には「いわしぶし」「とびうお煮干」「昆布」を使用し、ミネラルと旨味がぎっしりと濃縮されています。

醤油:自然農法産の大豆・小麦を使って仕込んだ天然醸造醤油を使用しています。

みりん:火入れせず、天然木の灰汁で日持ちさせる古き伝統の製法で造られたみりんを使用しています。活きた酵素が食材の旨みを引き出し、味に深みを与えます。

:沖縄宮城島のまろやかな旨味のある海塩を使用しています。

子どもの健康を考える忙しいママ・パパにぜひ使っていただければと思います!


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