【栄養士が教える】基本からアレンジまで!パプリカを使った幼児食レシピ7選
パプリカを使った簡単幼児食レシピおすすめ7選
レシピ1.赤パプリカのポタージュ
(材料)作りやすい分量
にんじん 30g
たまねぎ 30g
パプリカ 100g
ベーコン 60g
オリーブオイル 大さじ1
カットトマト缶 400ml
水 400ml
コンソメ(顆粒) 5g
塩 少々
乾燥パセリ 適量
(作り方)
1. にんじんはいちょう切り、たまねぎは薄切り、パプリカはヘタと種を除いてからほぞ切り、ベーコンも細切りにしておく。
2. 鍋にオリーブオイルを熱して、1の具材をしんなりするまで中火で炒める。
3. カットトマト缶、水、コンソメを加えて蓋をして具材がやわらかくなるまで煮込む。
4. 3を軽く粗熱をとってからミキサーで撹拌し、鍋に戻して一煮立ちさせる。
5. 塩で味を整え、パセリをふる。
レシピ2.カラフルカレー
(材料)4~5人分
合いびき肉 200g
たまねぎ 200g
じゃがいも 300g
赤パプリカ 100g
黄パプリカ 100g
カレー粉 大さじ1/2
小麦粉 大さじ3
コンソメ 小さじ1
ケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ2
はちみつ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
(作り方)
1. たまねぎは粗みじん切り、じゃがいもは1センチ角に切る。パプリカは星形に抜くか粗みじん切りにして湯がいておく。
2. 鍋にオリーブオイルを熱し、たまねぎ、じゃがいもをしんなりするまで中火で炒める。
3. 2にカレー粉、小麦粉、コンソメ、ケチャップ中濃ソース、はちみつを加えて、水600mlを少しずつダマにならないように溶きのばしながら加える。
4. 焦げないようにときどき混ぜながら10分ほど煮込む。水分が蒸発し過ぎそうな場合は蓋をする。
5. 器に盛り茹でたパプリカを散らす。
レシピ3.スープパスタ
(材料)約4人分
パプリカ 30g
たまねぎ 30g
にんじん 30g
ブロッコリー 30g
水 700ml
コンソメ(固形) 2個
乾燥ショートパスタ 100g
(作り方)
1.野菜はすべて粗みじん切りにする。
2.鍋に分量の水を沸かして1をやわらかくなるまで茹で、コンソメで味を整える。
3.別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、パスタを茹でてざるにあげる。(茹で時間は袋に記載の時間より30秒早くあげる)
4.2のスープに3のパスタを加えて一煮立ちさせ、器に盛る。
レシピ4.パプリカおやき
(材料)
パプリカ 100g
いりごま 小さじ1
小麦粉 50g
水 大さじ3
砂糖 小さじ2
油 適量
(作り方)
1.パプリカはみじん切りにする。
2.ボウルに小麦粉、砂糖を混ぜ合わせて、水を加えてさらに混ぜる。
3.2に1のパプリカといりごまを加えて混ぜ合わせる。
4.フライパンに適量の油を敷いて熱しておく。3をスプーンですくい落して、中火で焼き色がつくまで焼く。焼き色がついたらひっくり返して、裏側も焼く。
レシピ5.パプリカジャムサンド
(材料)ジャムは作りやすい分量
パプリカ 1個(200g)
オレンジの果肉 150g
砂糖 50g
レモン汁 1/2個分
食パン 1枚(一人分)
(作り方)
1.パプリカは湯剥きして薄皮をむき、ヘタと種を取り除き、粗みじん切りにしておく。
2.鍋にオレンジの果肉と砂糖を入れて、しばらく置いておく。
3.2にパプリカを加えて、中火で15分ほど煮込む。レモン汁を加えて混ぜ合わせ、一煮立ちしたら火を止め粗熱をとる。
4.食パンは耳をカットして、半分に切る。片方に3のジャムを塗り、もう1枚でサンドする。食べやすい大きさにカットする。
レシピ6.簡単ココットオムレツ
(材料)作りやすい分量(3~4人分)
卵 3個
パプリカ 30g
砂糖 小さじ3
塩 ひとつまみ
水 大さじ3
乾燥パセリ 適量
(作り方)
1.ボウルに卵を割り、泡立てないように気を付けながら箸などでしっかりと溶きほぐす。卵白はすくって切るようにほぐす。
2.砂糖、塩、水を加えてよく混ぜ合わせる。
3.パプリカはみじん切りにして、2に加えて混ぜる。
4.ココットや深さのある耐熱容器3~4個に移してラップをふんわりかけ600wの電子レンジで1分加熱する。
5.取り出したら箸で全体を混ぜ、さらに600wで30秒加熱する。卵のかたまりが弱い時は10秒ずつ再加熱する。
6.彩りでパセリをふる。
レシピ7.カラフルツナ入りマッシュポテト
(材料)3~4人分
パプリカ(赤と黄) 各30g
ツナ(ノンオイル) 30g
じゃがいも 200g
牛乳 適量
粉チーズ 少々
あおのり 少々
(作り方)
1.ツナは水気がある場合よく水気をきっておく。
2.じゃがいもは皮をむき、小さく切ってやわらかくなるまで電子レンジで加熱する。(目安:600w2~3分)
3.2のじゃがいもを潰し、小鍋にじゃがいもと1のツナ、ひたひたになるくらいの牛乳、粉チーズを入れて混ぜながら中火で加熱する。お好みの固さになるまで水気をとばしたら、青のりを混ぜる。
4.パプリカをみじん切りにして(または星形に抜く)、茹でて器に盛った3の上に乗せる。
幼児食パプリカでよくある4つの質問
質問1.生パプリカは何歳から食べられますか?
パプリカは離乳食中期ごろから与えることができます。ただし表面の薄皮は固く消化しにくいので、離乳食に使用する場合はきれいに剥いてから与えてください。へたや種、わたもきれいに取り除いてくださいね。
質問2.パプリカの赤と黄の違いは何ですか?
パプリカの色の違いは成熟度によるものです。緑色が一番未熟で、黄色、オレンジ、赤色になるにつれて成熟度がましていきます。そして成熟するにつれて甘さが強くなります。緑色はやや苦く、赤色が一番甘い状態です。栄養面でも赤色はβカロテンが多く、黄色はルテインが多いなど違いがみられます。
質問3.赤ピーマンと赤パプリカの違いは何ですか?
ピーマンとパプリカはどちらもナス科唐辛子属に属します。しかしピーマンは辛みのない唐辛子を改良して誕生した中型品種に対し、パプリカは大型肉厚の品種でベル型をしています。味もピーマンよりもパプリカの方が甘味が強く、どちらも生食でも加熱しても食べることができます。
質問4.ピーマンとパプリカ、栄養面で違いありますか?
ピーマンやパプリカはビタミンやカロテン、食物繊維などを多く含み、どちらも抗酸化作用の強い野菜です。特にパプリカはビタミンやカロテンがピーマンの2倍以上と栄養面で優れています。
まとめ
甘くカラフルなパプリカは、ピーマンに比べて食べてくれる子も多いのではないでしょうか。独特の臭みが苦手な子には加熱することで臭みが減り、甘さが増します。また皮が硬く感じる場合には湯剥きをしてあげることで食べやすくなりますよ。色鮮やかで栄養面でも優秀なパプリカを幼児食に取り入れてみてくださいね。